![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b8/597446bede964ad16d8837de480f39a3.jpg)
2/10の私のブログで「呼吸器科で色々な検査を受けるつもり」と
書きました。で、近所の呼吸器科を探しても、見当たらず、
じゃあ遠くても仕方ないや、と思って著者の大谷義夫クリニックに
電話したら、「コロナ外来で忙しく、新患はダメ」だそう。
因みに、大谷クリニックで受けられるのは、
肺機能検査で肺活量や1秒量、肺年齢を測定、
呼気中一酸化窒素濃度測定(FeNO)で気道の炎症状態を把握、
モストグラフで気道抵抗を測定させていただき、気道閉塞の
状態を検査します。また、血液検査で、アレルギー検査など
ところが、、、昨日の朝のテレビ番組でこれに近い検査の話が。
しかも無料で、自分でできるのです。
https://hicbc.com/tv/genki/archive/220213/
以下は、上記のHomepageを見ればすむことですが、
HPに辿り着けない方々もあるので、まとめてコピペします。
この番組は、とても分かりやすいので、ビデオ予約をお勧めします。
今すぐできる呼吸力チェック①吐く力
呼吸の基本は「吐く力」だそうです。
加齢などによって肺の「肺胞」という部分が壊れると、
弾力がなくなって肺が膨らんでしまいます。すると、肺に溜まった
空気に押されて肺にある気管支が圧迫されるため、
気管支が細くなり息を吐きにくくなってしまうのだとか。
また、肺活量ではなく1秒間に吐ける能力が、
日本呼吸器学会が定める肺の年齢の指標になるそうです。
具体的には 「ティッシュ飛ばし」で肺年齢をチェック、
≪用意するもの≫
ラップの芯(30cm)、ティッシュ2枚、テープ
≪方法≫
▼ティッシュ1枚を固めに丸め もう1枚で包みテープでとめる
▼上記のティッシュをラップの芯に詰め 2cmほど押し込む
▼筒を口に当て 吹き矢のように一気に吹いて飛ばす
▼飛んだ距離を測定する
≪飛距離と肺年齢の目安≫
20~30代 50~60代 要検査
男性 )6m 4m 2m
女性 )4.2m 2.8m 1.4m
50~60代の方は、男性4m、女性2.8mほど飛べば年相応。
男性2m、女性1.4m以下の場合は、病院での検査をお勧め
します。※この方法でわかる肺年齢はあくまで目安です。
正式な結果を知るには呼吸機能検査を受けてください。
<吐く力が衰える原因は?>
先生曰く、吐く力が衰える大きな原因はタバコ。タバコを
吸い続けると気管支に炎症が起き、肺胞が破壊され、肺が
空洞化します。すると、肺が膨らみ吐けない肺になってしまう
のだとか。タバコ以外にも、運動不足、肥満、前かがみの姿勢
なども、吐く力を衰えさせる原因になるそうです。
今すぐできる呼吸力チェック②呼吸の筋力
肺は、肺自体が動くのではなく約20種類ある呼吸筋によって
動かされています。なかでも、代表的なのが横隔膜です。
横隔膜などの呼吸筋がうまく働かなくなると、身体に
しっかりと酸素を取り込めず、脳を含めた臓器や筋肉などに
十分な酸素を送れなくなってしまうのだとか。すると、
疲れやすくなったり、胃腸の調子が悪くなったりなど、
さまざまな不調の原因にもつながってしまうそうです。
~「みぞおち検査」で呼吸筋の衰えをチェック~
≪方法≫
▼息を吐き切ってから みぞおち周りの長さを測る
▼息を目一杯吸ってから 再びみぞおち周りの長さを測る
≪結果≫
息を吐いた時と吸った時の差が5cm以上あれば合格!
5cm未満の場合は、呼吸筋をうまく使えていない
可能性があるそうです。
<呼吸が衰える原因は?>
先生曰く、呼吸筋がうまく使えなくなる大きな原因は肥満。
お腹周りの肉が多いと、横隔膜が下がりにくくなってしまう
のだとか。肥満以外にも、加齢や運動不足、座る時間が長い人も、
筋力が落ちて呼吸筋が衰えやすくなってしまうそうです。
今すぐできる呼吸力チェック③二酸化炭素をうまく使う力
先生によると、「二酸化炭素をうまく使う力」は、
肺だけでなく全身の健康を維持するのに大切との事。
血液中の二酸化炭素が少ないと、呼吸で運ばれてきた
酸素を細胞に受け渡すことができず、全身に取り込まれる
酸素が不足してしまいます。すると、疲れや記憶力の低下、
不眠などさまざまな症状が現れ、内臓にも負担がかかってしまうそうです。
~「息止め検査」で二酸化炭素の量をチェック~
≪方法≫
▼普段通りの呼吸をして好きなタイミングで息を止める
▼息を止めるのと同時に時間を測り始める
▼少しでも息苦しさを感じたり違和感を感じたりしたらストップ
≪結果≫
10秒以下の場合は、血液量の二酸化炭素が不足していて
二酸化炭素をうまく使えていない可能性があるそうです。
<二酸化炭素の量が少なくなる原因は?>
先生によると、上記のチェックで10秒以下の人は、
口呼吸になっている可能性が高いとの事。口呼吸をすると
二酸化炭素を過剰に吐き出してしまうため、すぐに息苦しく
なってしまうそうです。その大きな原因が、猫背。
猫背になると、横隔膜が圧迫され上下に動きにくくなって
しまいます。その結果、呼吸の回数を増やしてフォローしようと
口呼吸になってしまうのだとか。
パソコン作業を行う時などは自然と口が開きがちになって
しまうので、鏡を前に置いておくと良いそうです。
今すぐできる!肺年齢を若返らせる方法
<①吐く力・呼吸の筋力が衰えている方にオススメ!「横笛呼吸」>
▼横笛を吹くように口を横に広げて薄く開く
▼10~15秒かけてゆっくりと息を吐く
▼息を最後まで吐き切って口を閉じる
▼鼻から5秒くらいかけて息を吸う
▼気づいた時に1日3~4回行うと良いそうです
≪ポイント≫
ポイントは、息を最後までしっかり吐き切る事。
そうすると、意識しなくても息を吸う時に自然と
鼻から空気が入っていくそうです。
<②呼吸の筋力・二酸化炭素をうまく使う力が衰えている方にオススメ!「鼻歌」>
『海』を鼻歌で歌います。
“海は広いな”で5秒“大きいな”で5秒、合計10秒。
途中で息を吸わずに一気に吐きながら鼻歌で歌ってください。
息を吐く事で横隔膜を上下に動かしやすくなる効果が
期待できるそうです。