自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

ドーピング疑惑で ガッカリなオリンピック 

2022-02-19 05:59:39 | 生き方
下の写真はネット記事をコピーしたものです。


カミラ・ワリエワ(15)選手のドーピング問題で
オリンピックが益々不愉快なものになりました。

元々がバレリーナ体型で、顔も素敵なのに何で???
と、悲しくなります。国威発揚のために利用される
少女たちが痛々しくて気の毒です。

こんな状況なら、オリンピックなんかしない方が良い?
でも、、、極論ですが、厳然たる事実として、
<今の私の健康は、コマネチの優雅さに触発されて>の
結果なのです。

テレビ画面を通じて観るだけでも、本当に美しい動き、
表情、しなやかさに、涙がこぼれました。
当時(1976年)私は次男が1歳の太目チビデブおばさん。
なのに「コマネチの1%でイイから、できるようになりたい」
と思って、床運動用のマットを購入。ISASの昼休みに
薄暗い卓球場で柔軟体操や倒立の練習をしたものです。

紆余曲折の結果、東大器械体操部の練習に入りこめて、
少しは進んだのですが、あっという間に腰を痛め挫折。
でも、何事もそうですが、あの頃の努力は無駄ではなく、
今に繋がっていることは確かです。

それはともかく、それほどまでに人々を魅了する演技が
「厳しい反復指導と、筋肉増強剤などの薬物に支えられて、
トップの少女の陰にはたくさんの犠牲者がいるのよ」
と教えてくれたのは、ルーマニアのガイド女性でした。

彼の地にトレッキングに行ったとき、私が無邪気に
「貴女の国のコマネチのお陰で・・」なんて話したら、
とても険しい表情になり、辛かった時代のことを話して
くれました。

「旅をして、現地の人と喋る」ということは、社会の裏、
人々の真実を知るということなので、辛いことも多々。でも、
「無邪気に何も知らない」よりはずっとイイと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする