自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

West Side Story  リメイク版

2022-02-15 05:42:36 | 唄と踊り
下の写真はオリジナル版です。


これを観たのは私が10歳のときでしたが、
その感激は今も冷めやらず。
ISAS時代からリタイア後の現在まで、私の素人ミュージカルの
原点になっています。

同世代の多くの人が、私以上に感激している、
それほど素晴らしいオリジナルを、どのように変え得るのか??
団塊世代のSpielberg監督も、自分なら!!という思いで
作られたのでしょう。

私自身は、「上手に現代に置き換えましたね」
「これはこれで、イイんじゃない?」と思いました。
だって曲・歌詞・振り付けは同じで最高傑作なのですから。

ただし、現代に置き換えるにあたって、
キャスティングが大幅にリアリスティックになりました。
これが、オリジナル版と比べて「嫌だぁ~~」という人が
多い所以でしょうか。

下記はSteven Spielberg版のPromotion videoです。
https://www.youtube.com/watch?v=FEE1_Qv7_z8

御覧のとおり、オリジナル版とは似ても似つかない印象です。
オリジナル版の主役二人は、
おとぎ話の、「昔々、世にも美しい王女様と、ハンサムな王子様が・・・・」
脇役陣もGeorge Chakirisを筆頭に、イケメンダンサーばかりでした。

Spielberg監督は「これが現実なんだよ!」と言いたかったのかも、
とは思いますが、映画は娯楽であり、「夢をみる場」なので、
もう少し、Visualを考えてくれた方が良かったかも?

これまでの、白人至上主義・西欧の価値観一辺倒の歴史を、
西洋人自身が見直してくれて、「なぁ~るほどね」と
思わせてくれたのは、とても良いと思うのですが、
受けが少し悪くなった部分は否めないと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする