久しぶりに自然に触れたくなって出かけました。
行き先は水戸インターからすぐの大塚公園と、涸沼です。
数年前の大塚公園の池には、白鳥と黒鳥が入り交じり、
もちろん大量のカモもいて、大賑わいでした。
ところが今回は大幅な様変わり。
コロナのせいではなく、鳥インフルエンザ防止のため、
個体数を減らそうとしているそうな。
上の写真のように、黒鳥は一生懸命、卵を温めているのに、
本物の卵は除去され、作り物の(=絶対に孵化しない)卵に
すり替えてあるそうです。
え~ん、気の毒過ぎる~~~!と、思っても、
人間の生活が優先されるので、文句は言えません。
そういう意味で、
①公園の枯れ木はすぐに撤去される。
→枯れ木の内部には小鳥の餌になる虫がいっぱい。
なのに、切られてしまったら、小鳥は居なくなる。
②公園の植栽から、葦などの<見通しを悪くする>植物は
外される。(幼児のケガや防犯上の理由?)
③公園の植栽から、実のなる広葉樹が外される。
(=小鳥の食べ物がない!)
④珍しい小鳥が飛来すると、カメラマンが群がって
公園利用者や子供たちに邪険に振る舞ったりして、
管理者に苦情が来る。
などなど色々な理由で、小鳥たちも絶滅が近いのかもしれません。
大塚公園の池の周りはウォーキングやジョギングの人たちが
楽しそうに活動していましたが、ネイチャー派としては、
複雑な心境です。