夕焼けが美しい時期になった。夕焼けハイカーとしては、近くの尾根を夕刻になると歩きたくなる。都合で尾根歩きができないとき、尾根が夕日で赤く染まると、残念との思いが強くなる。
先週末から夕日は八ヶ岳連峰に沈み始めた(12日16時45分頃)。
肉眼では直視できないほど眩しいダイヤモンド・サンセットの始まりである。
落日が起こる直前の夕景
それまで、霞んでいた群馬県西部、長野県側、そして埼玉県側の山々(秩父連山)が、
夕日を浴びて浮かび出てきた(12日16時40分頃)。
今日は落日直前まで八ヶ岳はかなり霞でいた。しかし、落日が始まると、稜線の形がはっきりとわかるほど、
シルエットが明瞭になった(13日16時47分頃)。
落日が終わるのは早い(13日16時48分頃)。
落日が終わると、山波の近くの背景(空)の赤色が数分間ほど濃くなる(13日17時15分頃)。
そして、空の明るさはトワイライトへと移行していく。トワイライトのもとで視界に入るシルエットは美しい。
*****
トワイライトが消え去らない内にと家路につく。いつものことながら、鈴を鳴らしつつの下山である。