朝、ここのところ外にある寒暖計は丁度0℃を指していた。それが今朝はとうとう氷点下、-3℃になっていた。10日ほど前から強い風が吹くようになってきて、それが段々と毎日吹くようになるんだろう。今は黄葉が綺麗だけど、もうじきこの風で落ち葉が皆吹き飛ばされて寒寒とした景色に変ってしまう。
花吹雪って言葉はあるけど落ち葉が沢山舞い落ちる時の言葉って何かあったっけかな。窓の外を見てたら落ち葉がバーーーッと舞ったのでこれを写真に撮ろうと思って庭に出た。
でも写真にすると期待した通りに落ち葉は目立ってくれないし、数もまばらにしか見えない。もう少し光が落ち葉に当ってくれればいいんだけど全ての葉に同時に当たるなんてそう都合良くは行かない。こういうのはその場にいないと楽しめないんだな。
写真は2階の窓から撮ったもの。このように少し高い所には唐松が植林されている。茶色くなってる木の大半は唐松だ。これが他の地域なら杉ばかりなので山は黒っぽく見える。この沢山ある唐松のおかげで山の黄葉が綺麗だ。本当はこの写真より綺麗。
家を建てる時は地元の木が良いと言われるけど、地元の木である唐松はというと近くにこんなにあるのに高価。だから庶民は輸入した材木を使う。うちは表向きは庶民を装っているのでカナダか何処かの松を使った。
何故目の前にある木より遠くカナダだのニュージーランドから輸入した木材の方が安いのか不思議だけど、現実はそうだ。だけど高くてもまだ売れる木はマシ。大半は伐採の手間賃にもならないなんて話も聞く。昔は娘の居る家では嫁いだ時に箪笥を作るためにと桐の木を植えたりしたそうだけど、今じゃそんな事する家も無いんだろうなぁ。