ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

久々にクライミングシューズを自分でリソール

2019年03月07日 09時30分42秒 | 山とか壁を登る、その他運動
 何時ものようにリソール屋に靴を送ったら現在納期ですが、依頼数の増加及び展示会準備のため、靴の到着から営業日数30~35日前後予定ですってメールが来た。こんなのホームページに書いとけよ。相変わらず田んぼの中の広告みたいな書きっぱなしのページが多い。また最近は最新情報は Facebook になんてのがある。こういうのも始末が悪い。肝心な事がどうでもいい記事のせいで中々見れないのだ。





 というわけで手元に残しといた靴を自分でリソールすることにした。靴には固いのと柔らかいのがあるけど固い靴の方がソールの変形が少ないので修理後に剥がれにくい。ソールの張替えと言ってもリソール屋と俺では方法が違う。下図は説明のためにアッパーソールを青くしてある。リソール屋は古いソールの一部を剥がしてやるが、俺は剥がさずに薄く削る。剥がしたら元に形に戻すのが難しいからだ。プロがやっても形が微妙に変わったりする。


リソール屋との違い


 修理はソールがあまり減らないうちにやるのが肝心だ。その方が良く接着する。あまり減ってないのにリソール屋に出すのは勿体ないけどDIYではそれが出来る。


この程度の摩耗で修理する


 接着を強くするために表面を削る。使う道具はグラインダー。


剥がさず削るだけ


 材料は使い古した靴のソール。なので大きな材料は取れない。出来れば減った分より少し大きな面積に留めたい。でもさすがにそれでは直ぐに剥がれてしまう。20年くらい前、ファイブテンから長方形のリソール用ゴムが売られてたんだよなぁ。値段は3~4千円で大きさはB5くらいだから延べ何足も修理出来たのだ。


使い古した靴のソールを貼ったところ



爪先を横から見たところ


 以前は1回の圧着でなんて考えてたが、最近は複数回も厭わない。というより1回では中々無理なので圧着を複数回に分けるという開き直り。手順として先ずは縁を除いた部分を圧着。次に縁を少しずつ圧着。使ってるうちに少し剥がれることがあるけど下の写真のようにして簡単に直すことが出来る。


圧着にはクランプを使う






 ここのところ、外の岩場ではミウラの紐靴を履いている。足との相性が良いようで左足の親指があまり痛くない。またこの負担を減らすために左側のソールを少し厚目にするというのはどうかなと考えてる所。
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