「トロイ」
数々の言い伝えを持つ町・トロイ・・・エーゲ海近くで、一面に花の咲き乱れる丘にあるという「トロイ」・・・、この旅の目的の一番は、ここを訪れることでした~~。
昨年、ブラッド・ピット主演の映画「トロイ」を観て以来、「絶対にトロイへ行こう!」と決めてましたので、この地に立つことができて感激しました。
念願かなった「トロイ」の町は、夕暮れの静かな美しい風景の中で、私を迎えてくれました。
←トロイ遺跡の夕焼け空。
→紀元前3000年から、紀元400年まで、繁栄と衰退をくりかえしてきたトロイ。その軌跡を伝える層は「9層(市)」です!
ホメロスの大叙事詩「イーリアス」に書かれている、「木馬」で有名な「トロイ戦争」は、第7市だと言われています。
もちろん、ブラピの映画は、この「トロイ戦争」・・・彼は勇敢な戦士「アキレス」をとってもステキに演じてくれました~~。
「昔、昔・・・ヘラ、アテネ、アフロディテという3人の美しい女神がいました。ある日「世界で一番美しい女神は誰?」と争いになり、トロイの王子に決めてもらうことになりました。女神達は、自分を選んでもらおうと、それぞれが王子と密約をかわすのです。
ヘラは「支配権と富」を・・・
アテネは「戦いの勝利と知恵」を・・・
アフロディテは「世界一美しい女性」を・・
王子はアフロディテを選び、ギリシャの都市国家・スパルタの美しい王妃・ヘレネを与えられた。
このヘレネを発端に、ギリシャ軍とトロイ軍の戦争が始ったのです。両者譲らず、10年もの歳月が流れ、ギリシャ軍は最後の作戦として「巨大な木馬」を造りました。
その中に、たくさんのギリシャ兵士を隠れさせ、浜辺に残していきます。あいてを油断させるために、戦いに負けたふりをして去ったギリシャ軍。
トロイ軍は、「勝利」を確信し、残された「木馬」を城内に引き入れてしまうのです。その夜、皆が寝静まった頃、木馬の中から出たギリシャの兵士たちの手によって、トルコ城は落城し、ギリシャ軍の勝利に終ったのです」
映画で使われた「木馬」は、今イスタンブールに置いてあるとか・・・
「トロイの遺跡」にあるのは、25年前に造られたものだそうです。大きくて、階段がついていて、中に入ることができます。
↑わたしも、「ギリシャ軍の兵士になったつもりで、中に入ってみました~~(笑)♪