初めから終わりまで「ドキドキ・ハラハラ」の連続で「血圧が上がった」映画でした~~~(笑)。
「ウィル・スミス」・・・コミカルな演技を見せる彼の映画は最高に楽しいので、好きですが・・・この映画は違います!
彼の「演技力」が見せる映画です・・・私の大好きな「デンゼル・ワシントン」に迫るほどでビックリ!(苦笑)。
アカデミー賞も近い?
以下↓ネタバレあり~~~(笑)。
《 世界の人口・60億人の90%以上が「謎のウイルス」に感染し亡くなって三年・・・
一部の鳥と動物と、感染して「ゾンビ」となった人類が生きる世界なのです。
そんな中、たった一人免疫を持つ男(ウィル・スミス扮するロバート・ネビル)が、NY市で「愛犬のサム」と共に生き延びていたのです!
彼は優秀な科学者で、「闇に生きる感染者たち」から襲われる危険におびえながらも「謎のウイルス」の治療薬である「血清」の研究を続けているのです。
そして「私はNYで生きている。毎日、正午にはウエストリバーサイドの港にいます。生存者がいたら、この声が聞こえたら出てきて欲しい」と、無線で呼びかけるのです。
ある日、彼がゾンビたちに襲われ危機にいたった時、こども連れの女性(アリーミー・ブラガ扮するアナ)が、彼を助けるのですが・・・
「神のお告げがあった」
「山奥に感染されていない人が住む村が残っている」
と、いっしょに「逃げる」ことを彼に勧めるのです。
偶然「血清」が出来た日、彼らはゾンビに襲われる。彼はアナに血清を預け「その村に行け」と、自らの身を投じてゾンビと戦い死ぬのです。》
人っ子一人いない「廃墟」となったNYの風景・・・「ぇっ~~~!これがあの世界の大都会・NY?」と驚きの声を出しそうになったくらいリアルな風景でした!
主人公が、「スーパーのマネキン人形に「ハロー~~」と話しかえるシーン・・・孤独感に耐える姿が痛々しい・・・。
愛犬サムとの日常の会話・・・ごくごく普通のことなのに、これも寂しい。
空母の広~~~い甲板で、ゴルフボールを打つ彼の姿・・・小さくて、絶望的です。
真っ暗なビルの中に入って行ってしまった愛犬・サムを追いかけていく彼の「恐怖心」・・・見ているこちらがハラハラで心臓が飛び出しそうでした(苦笑)。
でもでも・・・
「感染の原因は何?」
「感染したらどんな症状になるの?」
「他にも免疫を持った人がいるはず・・」
「ゾンビは太陽に当るとどうなるの?」
「ゾンビは何を食べているの?」
なんて、疑問も多いけど・・(笑)。
とにかく、ウィル・スミスの演技力で、あきさせずに見せてくれた映画でした~~。