love


神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

信州の鎌倉へ~~③

2011-05-29 | 旅行記

真田の郷を歩く

「上田城址」~~♪

上田市の地方の一小土豪であった真田家が、「幸隆」の信濃に進出してきた「武田信玄」に仕えて頭角を現し、その後、幸隆、昌幸の二代で真田の地から峠を越えた群馬県の沼田まで勢力を築きました。2011_0526015

昌幸、信2011_0526035之と続き、信2011_0526036玄の時、松代藩に移封され、以後明治維新までの250年間10代まで松代を統治しました。

←「真田石」

真田氏としては、戦国時代の名将として名高い「真田幸村」が有名ですね。

この幸村は、関が原合戦の一環として知られる「上田城籠城」戦後、天下をとった徳川家康によって、父・昌幸とともに高野山に流されます。

その山麓の「九度山」で長く暮した後、豊臣秀頼に招かれ「大阪・冬、夏の2011_0526063陣」で大活躍2011_0526028しますが、幸村はここで討死しました。2011_0526016

父「真田昌幸」が、天正11年に築いた「上田城」。 

「天守閣を持たない平城」ですが、徳川軍を二度にわたって退けたという戦歴のある「2011_0526025実践用」の名城2011_0526034です。

城跡には、西櫓、南櫓、北櫓が残っていて、東口虎口に2011_0526039は「櫓門」が復元されています。

2011_0526045  2011_0526044

←真田神社の裏にある「真田井戸」。

籠城した時に、食料を運び込んだり、兵が出入りしたと2011_0526042いわれる井戸です。

  →真田神社はこちら~~♪

上田城址は、現在は「公園」として整備され、市民の憩いの場となっているようです。2011_0526052 

本丸跡やお掘りの周辺に植えられた桜の季節には多くの人が「お花見」2011_0526055に訪2011_0526060 れる場所にもなっているとか~~。

ちょうど、桜やもみじの新緑がきれいで、気持ちが良かったです~~♪

「池波正太郎 真田太平記 館」~~♪

池波正太郎「真田太平記」が、戦国時代から江戸時代にかけて上田の地をおさめていた真田氏を描いた「歴史長編小説」は有名ですね。

この小説の取材のために、たびたび上田市を訪れていたという池波氏。

「折にふれ、上田の人々の顔をおもい、上田の町をおもうことは、私の幸せなのである」と、えっせい7に書いた池波氏。

このことと、真田太平記との縁で、平成十年に開館した「池波正太郎 真田太平記 館」も、主人が行って見たかった場所の一つ~~。

実は~~、2011_0527089

池波氏の大ファンである主人は、氏の故郷、東京・上野(カッパ橋」にある「池波正太郎記念文庫」も訪れていて、今回上田に行くならぜひ~~と、考えていた場所だそうです。

2011_0527090 この「真田太平記 館」は、残念ながら内部は撮影禁止ですので、写真は一枚もありません(苦笑)。

氏の「真田太平記」の原稿や、挿絵の原画なんかがたくさんあり、また「愛用の万年筆」とか「ジャケット」とかも展示してありました(笑)。

「草の者」の世界をカラクリ絵で見せる、子どもも楽しい「忍忍洞」という部屋があったりして

結構楽しめました~~♪

「街並み」~~♪2011_0526048

上田城址の櫓下から見た「街並み」→

上田駅前にある「水車」。2011_0527086

2011_0527091さすが、真田家の城下町~~♪

2011_0527088汚水ますの蓋にも「六文銭」~~。 

商店のノレンもこの通り~~♪

2011_0527092 →「みすず飴」が有名な「飯島商店」の店舗~~。これ「石造り」のように見えますが、木造の建物に「石模様」をぬりつけてあるのだそうです。

老舗の「みすず飴」はおいしいですよ~~。もちろんお土産に買ってきました~~♪


信州の鎌倉へ~~②

2011-05-29 | 旅行記

朝8時近くに家を出て、箱根から御殿場を抜け、東富士五湖道路(現在、社会実験中とかで無料=笑)、その後、中央道、長野自動車道を経て、上信越道の「上田菅平」のインターで降り、「目的地の上田城址」へ、到着したのが午後二時過ぎ~~。2011_0526004

途中、トイレ休憩、昼食も取りながらのドライブを楽しみました~~♪

→高速道路のSAで、こんな大きなワンちゃんも一休みしていました2011_0526005

こんな可愛いソフトクリームを持ったお人形に、つい「ソフト」を買ってしまった私~~きゃははは

2011_0526012 ←「長野」といえば「信州そば」~~♪

お昼は、もちろん「地元の粉」を使った「ざるそば」を食べました~~♪

こしがあっておいしかったです。

どうして、「上田城」へ向かったのかというと、三年前、おなじ「別所温泉」に宿泊した時、2011_0526014「上田城址」へ行ってみたいと希望していた主人・・・が、かなり強い雨が降っていたので止めたんです。

ですから、今回は「絶対行きたい!」という希望でした。

そこで、二日目に行く予定を立てたのですが、天気予報では「どうも雨らしい・・・」、一日目の方が「なんとか持ちそう・・」ということで、変更しました。

今回の旅は、空も味方をしてくれました。

天気予報では、三日間とも「曇り時々雨」でしたが、ラッキーなことに「昼間は曇り」で雨にならず~~、夜はかなり降りましたが、これは宿で眠っている時間でしたからOK~~(笑)。

観光をして歩くのにも、汗もかかずに気持ちのいい気温で、ついていました~~♪

主人念願の「上田城址」「池波正太郎・真田太平記館」をじっくり見学できたことで、ヤレヤレ~~きゃははは

「上田の街歩き」は次のブログ「信州の鎌倉~~③」で~~(笑)


温泉&食事~~堪能してきました(笑)

2011-05-29 | インポート
台風2号の進路も気になりましたが、予定通り「温泉とおいしい食事」を堪能した旅をしてきました。

天気予報では、三日間とも「曇り時々雨」でしたが、
三日間とも、昼間は曇りで「暑くなく動き易い」陽気。
夜になり雨が降り始めましたが、これは宿で眠るだけですから問題なし~~(笑)。

前回、別所温泉に宿泊した時に「雨で行けなかった」場所も、今回はしっかり観光してきました~~♪

特に「見返りの搭」と呼ばれる、美しい姿の「大法寺の三重の搭」は、すばらしかったです~~♪
photo by harusan from OCNフォトフレンド

詳しい「旅日記」は、Blog=loveで少しづつUPしますので、そちらで見てくださいね。

信州の鎌倉へ~~①

2011-05-29 | 旅行記

  三年ぶりに「信州の鎌倉」と呼ばれる「長野県・別所温泉」へ~~♪

宿も前回と同じく、「観音様となりの宿」「かしわや本店」で二泊しました。2011_0528019

2011_0526070 この宿の「離館・四季亭」の露天風呂付きのお部屋に泊まったのですが、「書院造りの粋をつくした空間に、和の情緒とやすらぎが満ちる」ステキな宿です。

2011_0526077 ←今回のお部屋の「露天風呂」です。Photo

檜のお風呂と中庭~~新緑のきれいな時期でしたので、それもまたステキな雰囲気を出していました。

ちなみに、前回はこちらのお部屋でした~~→

お食事は、築140年という本館・柏亭の「食事処」で頂くのですが、その古2011_0526070_2さから「木の持つ優しさ」みたいなものを実感できて、とてもいい感じ~~♪

その本館と離館の間は、観音さまへの細い参道。

雨が降ると、こんな雰囲気のある「傘」が置かれて、濡れずに行けるようになっています~~♪

2011_05280162011_0528014観音様となりの宿」という名前どおり、「北向き観音」のすぐお隣!

朝夕、観音様から鳴る「鐘の音」、ゴ~~~ンという長く低く響く音に趣を感じるのもいいものです。

2011_0527021

この「厄除北向観音」は、

南面する善光寺と向かい合い、北向きに鎮座しています。

北斗星が隠れることのないように、いつも現世の人々を守るので北向観音と呼ばれるのだそうです。

古来から「厄除け」の寺として、また縁結びの観音様として参拝者が絶えないとか・・・。

縁結びの由縁は~~、2011_0528013

観音様の境内にある「愛染堂」と「かつらの木」です。

2011_0527016 樹齢1200年というかつらの木。(指定記念物)

天長の昔、火坑の観音菩薩が影向した霊木と言われています。葉がハートの形であることもあってか「縁結び」の木として親しまれています。

この宿に滞在し、「愛染かつら」の執筆をされた「川口松太郎氏」は、この巨木を見て、その題名を思いつかれたということです2011_0527096~~。

全15室の小さな小さな日本の宿ですが、お部屋付きのお風呂に他に、大風呂は五箇所もありますから、他のお客様のいっしょになることも少なくて、本当にのんびりゆったりできる宿です~~♪

そうそう、

2011_0527001 いつでも、ロビーで「おいしいコーヒーや紅茶、ジュース」&「お菓子」がいただけるサービスもなかなかないものです。

食後のコーヒーを頂きながら、新聞や雑誌を読んだり、おしゃべりをしながら過ごす時間も、また楽しかったです~~♪

喫煙場所は、このコーナーと別にありますが、汚れた灰皿を小まめに代えてくださる心遣いに感謝! 従業員の方々の態度にも「温かさ」があり、我が家のお気に入りの宿になっています(笑)。