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梅雨明け後の連日の猛暑! それだけでも身体がクタクタなのに・・・・、
今日は「午後の研修会」と、夜の「会議」に出席して、頭の中もクタクタ~~~(笑)。
研修会は「生活保護制度の現状と課題」と題して、O市の福祉課の職員からのお話を聞きました。
数ヶ月前、収入のたくさんある芸人の親族が「生活保護費」を受給しているのは「不正受給」に当たるのでは?・・ということが、国会やマスコミでも取り上げられ、世間の大きな関心ごとになりました。
また「最低賃金」が「生活保護費」より低い県が多い、ということも問題になったりもして「働くより生保・・・」みたいな考え方が当たり前に話されたりする今・・・。
「人権擁護委員」として受ける相談の中には「お金がなくて生活に困っている」というものも多く、福祉課の方といっしょに「自立支援」の方法を考え助言することもしばしば。
そんなことから、今回「生活保護の現状や課題」「生活保護法」「申請と受理、却下」・・・etc、について、より詳しく専門の方からのレクチャーを受けたのです。
「健康で文化的な最低生活保障」が日本国憲法で制定されていることに基づく「生活保護費」の支給になるのですが、いろいろの事例を提示しながらのお話を聞いていると・・・納得いくもの、???と思う例・・・様々なケースがありました。
なかでも、「年々増加する不正受給」や、「本人が保護費を受給し親や子は普通の暮らし」をしている、「ニートやフリーターの増加」など多くの問題点もみえてきました。
「生活保護費として支給される額」には、「働くよりいいなぁ・・・」と、思う額が多くあり、これも「????」でした(苦笑)。
ちなみに、平成24年3月には「210万人」の人が生活保護受給者であり、「三兆七千億円」もの国の予算がこれに使われています・・・。
(この中の半分程度は「医療費」としての負担ですので、直接「生活保護費」として手渡される金額ではありません。 生活保護受給者は医療費が無料というのは、国が直接医療機関に支払うためなのです)
この現状・・・・、なんとか「保護のあり方」を変えないといけなにのではと思うのですが・・・、
「地域の実情に応じて」
「適正実施のための法整備」
「保護は権利という意識から、本来の最後のセーフィティーネットという概念の浸透」
「長期的な社会構造、制度の改革」
こんなことへの取り組みが早急に必要になってきていると強く感じました!
国の決めた法ですので、改正されない限り「受給者の増加」に歯止めをかけることはできないんでしょうね・・・。
内容が分かれば分かるほど「不思議な感じ」になってきてしまいますね・・・(苦笑)
そんなスッキリしない頭で、研修会を終了し、夜は、成人学級の「企画会議」に出席。
こちらは、今年度の後半の講座の企画でした。
前期の講座の内容を受けての継続しての講演会や施設見学を企画し、日程を調整して無事終了。
明日から一週間は、公の予定はなし~~~~~♪
私の町の「国指定重要無形民族文化財」の祭りが、27日・28日の二日間行われますので、その準備にかかります~~♪