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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

中川一政美術館~~♪

2016-09-24 | アート・文化

「私の散歩道」の途中にある「中川美術館」~~♪
緑豊かな木立と一体化したステキな建物です~~♪



美術館についている名前から分かるように,文化勲章受章者である「中川一政」画伯の作品を見ることができる美術館です。



パンフレットニにも書かれているのですが、画伯による「画の見方」~~↓、
初めて読んだときとっても心強く思いました(笑)。

「画をきゅうくつに考えないで見る事です。
わからないものはわからないとして、わかるものを先ず味わっていけばいいのです。
自分のわかる程度で素直に見てゆくことです」


美的才能、芸術的才能はまるでない私ですが、「絵」や「陶芸」「写真」なんかを見る事が大好きなんです~~♪
それに、美術館や博物館は、建物がステキなこと多いですよね~~♪

あっちの美術館、こっちの展覧会~~いろいろ足を運んでいますが、「理解」しようとは思わず、「感じるだけ」にしていますので・・・画伯の言葉に「これでいいんだ」と意を強くしてもいます~~きゃははは

ですから、この美術館も開館いらい何十回と足を運んでいましたが、ここ2~3年はご無沙汰でした(苦笑)

が~~、
今回の企画展は、「没後25周年展」ということで、「ゴッホ、セザンヌ、一休、大燈国師」の絵や書が観られる~~~に魅かれて行ってきました!




画伯のコレクションである、これらの作品~~、
誰かの弟子となって学ぶという形はとらずに、収集した作品を制作の糧としたとか~~。



館所蔵の画伯の作品のいくつかが、「年齢」を追って展示されていましたが、私は40代に描かれた絵が好きです。

地味な色合いですが、丁寧に優しく描かれている絵です。
(撮影禁止でしたので・・・、雰囲気だけ想像してください=苦笑)

高齢になって描かれた「ひまわり」「薔薇」「駒ケ岳」などは、色彩や筆のタッチに驚くほどの力強さを感じますが・・・、
若い頃の穏やかな画が、私の好み~~♪

コレクションの書を拝見してから、常設展示の「書の部屋」を見ると、また違った感じで面白かったです。

一時間ほど見ていたら、ものすごい雨が!
「お迎えに行きます」の電話が入ったので、「書」や「マジョリカ壷」をもっとゆっくり見たかったのですが・・・帰ってきました(苦笑)

とても見ごたえのある企画展でしたから、展示期間中に、また時間をみつけて、もう一度行きたいと思っています。