死んだ人間まで蘇らせる展開になって、「スーパーマン」で時間を逆戻りさせてやはり死者を蘇えらせたのと同じ索然とした気分になった。こういう作品を支えるルールを初めから提示しなくて作者が勝手に決めて行く無制限な展開にすると、後出しジャンケンみたいに後でどうとでも取り繕えるわけだから、緊張感も何もあったもんじゃない。
会話シーン(長い上に、前提になっている用語の解説がないものだから、何言ってるんだかわからないんだ、コレが)の恐るべき平板な演出。同じサイズの切り返しをずーっと続けてくだけ。これを今どきテレビドラマ並み、などと言ったらテレビディレクターに張り倒されるな。
高速道路のチェイスシーン、あれこれCGの趣向に凝るのに夢中になって、危機一髪で駆け付けてくるヒーロー(?)のネオが間に合うかどうかカットバックするかという映画黎明期の演出さえぬかっているありさま。間に合おうが合うまいが、どうでもいいんだったらどうハラハラさせるっていうんだ。
(☆☆★★★)
本ホームページ
会話シーン(長い上に、前提になっている用語の解説がないものだから、何言ってるんだかわからないんだ、コレが)の恐るべき平板な演出。同じサイズの切り返しをずーっと続けてくだけ。これを今どきテレビドラマ並み、などと言ったらテレビディレクターに張り倒されるな。
高速道路のチェイスシーン、あれこれCGの趣向に凝るのに夢中になって、危機一髪で駆け付けてくるヒーロー(?)のネオが間に合うかどうかカットバックするかという映画黎明期の演出さえぬかっているありさま。間に合おうが合うまいが、どうでもいいんだったらどうハラハラさせるっていうんだ。
(☆☆★★★)
本ホームページ