報道によって命を失った実在の女性ジャーナリスト素材は興味が持てたのだが、製作がジェリー・ブラッカイマー、監督ジョエル・シュマッカーという単細胞コンビなのでイヤな予感があったら、せっかくダブリンを舞台にしているのに、テロを含む長い政治的抗争にまるで触れずただワルモノとしての麻薬組織の報道だけの話にしているのが、はなはだ物足りない。報道がぶつかるジレンマというのは、いくらなんでももっと複雑なものだろう。子供が麻薬に溺れているのを強調しているのも、なんだかあざとい。
(☆☆☆)
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