製作費100億円というのはそんなものかなと思う。ハリウッド映画や配信で何百億というのが珍しくなくなっていると感覚がマヒしてくる。
インド製のSFというのは珍しいような、インド自体がSFみたいな国というと失礼かもしれないが。
見ているとプラバースとアミターブ・バッチャンという、インドらしい濃ゆい顔と身長2メートル半の老人(え?)がメインで出てきて、これがどっちが善玉でどっちが悪玉なのかはっきりしない。どちらも善とも悪ともそう思えば思えるので、初めて見ると結構戸惑う。
エンドロールが出かけたあたりでいったん止まり、続編の予告がかった場面が出るというのは正直あまりありがたくない。きちっと終わらせてよ。