prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「アンジェラ」

2008年03月27日 | 映画

髭面の風采のあがらない自堕落な生活しているチビがモデルみたいな長身美女になぜか好かれる(内面が美しいから! だってさ)って、コレってリュック・ベッソンの自画像だよなあ。ただし違うのは美女(アンヌ・パリロー、ミラ・ジョヴォヴィッチなど)たちと現実には長続きはしていないところで、願望の混じったうぬぼれ鏡に写った自画像といったところ。だから展開調子よすぎ。いくら天使だからって、というよりご都合主義で天使に設定したみたい。
アート系風に白黒で作ってるけど、発想は俗悪。
(☆☆★★)