ゲイ役っていうのは役者にとってかなりリスキーだろうけれど、製作にフランスが絡んでいるのね。
「これは実話である」と冒頭にタイトルが出たあと「実話なんだってば」と念を押すのが笑わせるけれど、本当にちょっと信じられないような話。ふつうの作り話として作ったら、こんなバカなことあるかと言われそう(それを逆手にとって、実はホラだったりして)。
笠原和夫が「(東映の)実録ものというのは、堂々とウソが言えるということなんです」という言もあるしね。
ジム・キャリーと並ぶとイアン・マクレガーがかなり小さいのがわかる。いかにもムショででかい凶暴なホモに可愛がられれそう。
(☆☆☆★)