小田急では毎年10月に海老名で「ファミリー鉄道展」を開催しており、今年は今日(20日)と明日(21日)の2日間に渡って開催されています。
毎年恒例のイベントとも言えるファミリー鉄道展には、雑踏はあまり好みでなく、相当な混雑が予想されるイベントには参加する機会が少ないMAKIKYUも、ごひいきの小田急線という事で今までも何度か参加しているのですが、今回はMAKIKYUが横浜市内某所へ移り住んだ事もあって、以前幽閉されていた首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)に比べれば会場の海老名は格段に近く(交通費も大幅に安いです!)、また今日1日は日程の確保が可能でしたし、今年は小田急線の開業80周年&ロマンスカー50周年という節目の年で例年以上の内容になってなど、絶好の機会という事もあってこのイベントに参加して来ました。
(勿論ファミリー鉄道展に参加された方も、ファミリー鉄道展自体やこの記事に感想等がありましたらコメントもどうぞ。またファミリー鉄道展に関する記事を掲載しているブログからのTBも歓迎します)
「MAKIKYUのページ」をご覧の方々の中には、既に今日このイベントに参加されたという方も居られるかと思いますし、今回のファミリー鉄道展は2日間に渡って開催されますので、明日参加される予定の方も居られるかと思います(他事業者で今日1日のみイベント開催の所もありますので…)が、遠方に居られる方や、日程の都合がつかず参加できない方も大勢居られるかと思いますので、今日の「ファミリー鉄道展」の様子を少し取り上げたいと思います。
1枚目の写真は会場(第1会場)の入口(撮影は昼下がりです)で、今年も会場は賑わっており、朝10時の開場(実際はそのい少し前に入場開始)の際には、第1会場で行われている写真撮影の列が小田急線海老名駅を越えてJR相模線へ続く陸橋の上に繋がり、JR海老名駅まで達する程の盛況振りでした。
また今回は小田急グループの4つのバス事業者(立川バス・箱根登山・東海・神奈中)がそれぞれ1台ずつ車両を公開(うち神奈中以外は実際に営業で使用されている車両)している事もあってか、小田急電鉄やグループ会社をはじめとする参加各事業者の物販コーナーなどは通りを挟んだ第2会場で実施されているのも特徴です。
「ファミリー鉄道展」の目玉とも言える公開車両の写真撮影は、毎年恒例の撮影エリア(三脚使用可)と、公開車両の車内見学も兼ねた家族優先撮影ポイント(三脚使用不可)に分かれており、今回はロマンスカー4車種(旧3000形SSE・3100形NSE・7000形LSE復活旧塗装・60000形MSE:うち前2車種は現役を引退した保存車両・MSEはメーカーから到着したばかりで今後営業予定の地下鉄千代田線直通特急などで使用される最新鋭車両)の並びでしたが、他にMSEの脇には公式発表はなかったものの、先月営業運転を開始したばかりの最新鋭通勤型車両・4000形が停車していました。
これら5車種が顔を並べる機会は今後まず考えられないだけに、これは非常に貴重なシーンになりそうで、2枚目の写真は車両見学の列に並んで待っている際に撮影(勿論コンデジです)したもの、3枚目はファミリー鉄道展から帰る際に小田急線海老名駅ホームから会場内を撮影したものですが、懐かしのバーミリオンオレンジを纏ったロマンスカー(SSE・NSE・LSE)が並ぶ姿を見ると20年程前を連想させるものの、これらと共に千代田線乗り入れの最新鋭コンビ(60000形MSE・4000形)が並んでいる姿を見ると現代を意識させられ、またSSEやNSEとMSEが並ぶ姿は、ロマンスカーの進化・発展を感じさせられるものです。
そして4枚目の写真は逆光でかなり見苦しいですが、ファミリー鉄道展から帰る際に小田急線海老名駅ホームから普段旧3000形SSE車が格納・保存されている車庫内にある保管庫を撮影したもので、この保管庫自体が通常は非公開で、今までのファミリー鉄道展などで時折保管庫内に保存されているSSE車が公開される程度でしたが、今年は開業80周年&ロマンスカー50周年という特別な節目の年と言う事で、引退以来久々に野外で公開されるために保管庫からファミリー鉄道展会場に引っ張り出されており、保管庫の扉が開いている事や、通常は車庫内の他線路とは繋がっていないものが、特別に繋がれた状態(写真ではやや分かり難いですが、その代わりに車庫内の1線が他線路と切り離された状態になっています)となっている、普段では見られないシーンです。
また今回の「ファミリー鉄道展」に関しては、この他に公開された車両の幾つかなどに関しても、追って取り上げて行きたいと思っています。