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リンク先サイト追加のお知らせ(071025)

2007-10-25 | Weblog

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また「THE 総武線」 (http://blue-blue-moon.dip.jp/members/sobu/index.htm)と称する総武線と行き先表示器(方向幕)に関するHPも開設されています。

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JR北海道 キハ160形気動車~1両だけの異端車はMAハイブリッド駆動の試験車両に…

2007-10-25 | 鉄道[北海道]

  

ここ最近は北の台地・北海道に足を伸ばしていないMAKIKYUですが、3年程前に彼の地を訪れた際にはフェリーで苫小牧に上陸した後にバスで苫小牧駅に移動し、南千歳経由で石勝線に乗車して道東方面へ向かう計画をしていました。

しかしその際苫小牧駅で停車していた列車を見ると、室蘭本線追分行きの普通列車(休日運休)は日高本線用の車両が充当される運用なのですが、この列車に1両だけの珍しい車両が運用されていた事もあり、急遽予定を変更してこの車両に乗車したもので、今日はその1両だけの珍車・キハ160形に関して取り上げたいと思います。

この車両は1997年に新潟鉄工所(現新潟トランシス)で1両だけ製造された気動車(ディーゼルカー)で、導入当時は専らキハ130形と呼ばれる軽快気動車(現在は全廃)が運用されていた日高本線において、同車の事故廃車が発生してその代替として導入されたもので、北海道という土地柄も影響してか、車内の様子を見る限りでは冷房車の様な感じを受けるものの、冷房車もどきとも言える非冷房車となっている事が特徴です。(その事もあって、客室窓は上部が内側に開く構造となっています)

この時期には苫小牧周辺でも既にキハ150形と呼ばれる新型気動車が活躍(専ら室蘭本線苫小牧以南で使用)していましたので、敢えてキハ150形とは取り扱いが異なる別個の新形式を1両だけ導入したのかは不思議でなりませんが、その後の日高本線車両代替(キハ130形の代替)は国鉄時代から走り続けている既存の気動車・キハ40形で行われた事から、増備などは行われず1両のみという状態が続き、なかなか遭遇できない珍車となっていました。

しかも1両だけの異端車的存在という事で、使い勝手の面でも問題があるのか稼働率も低かった様で、せっかくの新型車両で既存のキハ40系列などに比べてグレードの高い車両でありながら最近は保留車になるなど、不遇の車両とも言える状況になっていました。

ところがつい最近JR北海道がモータ・アシスト式ハイブリッド(MAハイブリッド)と呼ばれ、JR東日本が今年夏に運行開始したばかりの新型気動車・キハE200形『こうみ』(以前「MAKIKYUのページ」内でも記事として掲載)とはまた異なる方式を用いたハイブリッド車両の試験車両に改造されて今後営業線での試験運行に供され、試験車両として新たな活躍の場が与えられた事は歓迎できる反面、MAKIKYUが北海道では数少ない未踏路線である日高本線(他は富良野~新得間と千歳線盲腸区間程度ですので…)を乗車する機会があれば是非キハ160形に…と思っていた願望は残念ながら叶わずに終わってしまいそうです。

それでもMAKIKYUは内地(北海道では道外の本州などをこの様に呼称します)の人間で、ふらりと何度か旅行で北の大地を訪問した事があるだけですが、その際に遭遇できただけでも幸運なのかと思いますし、ハイブリッド車両への改造前の同形に乗車した事は今となっては貴重な思い出の1コマですが、今後ハイブリッド車両に改造されたキハ160形が試験運行だけでなく営業運行に投入され、再び日高本線で活躍する姿に期待したいものです。(これは夢物語でしょうか?)

またこのMAハイブリッドシステムは既存車両にも割合容易に改造で採用可能な様ですので、今後JR北海道をはじめ、各地の気動車において普及していくのか否かも気になる所です。

写真は3年程前に乗車したキハ160形の外観と車内の様子で、試験車転用と共に外観は塗装が改められてしまいましたので、現在この姿を見る事は出来ません。

あとMAハイブリッド車両に関するニュースリリースがJR北海道HPに掲載されており、試験車両やこの新種のハイブリッドシステムの概要などが取り上げられていますので、興味のある方はこちらも参照されると良いかと思います。