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みなとみらい号の回送に遭遇~運行区間の更なる延長にも期待したいもので…

2007-10-29 | 鉄道[首都圏・私鉄等]

 

昨日MAKIKYUは私用で都心方面へ出かけており、その際には横浜駅から都心方面へは安さと車両の快適さ(一部の例外を除く)では他の追随を許さない東横線の特急電車を利用したのですが、菊名駅を過ぎてからノロノロ運転に…

どうした事かと気になったMAKIKYUですが、すると特急は元住吉駅で日比谷線直通用車両1000系の回送を追い抜き、よく見るとこの列車の前面窓ガラスには「みなとみらい号」のサボが…

不勉強なMAKIKYUだけあって、この様な列車の存在は知っていても、具体的な運転日や運行時間などは詳細にチェックしていませんので、こんな列車が運転されているのか…という感じでしたが、元住吉で追い抜いた列車は元町・中華街駅(東横線と直通運転を行っているみなとみらい線の終着駅)から回送で元住吉の車庫に入庫する車両でした。

日頃菊名以東では営業運転でも運用されますので、前面窓ガラスのサボ以外はさほど珍しいものではないのですが、それでも何人かの方が撮影しているシーンが車中からも目撃でき、MAKIKYUも昨日は急ぎの用事ではありませんでしたし、せっかくの機会に偶然遭遇したという事で、東横特急を武蔵小杉で下車し、武蔵小杉駅入線時と停車中にホームで撮影したのが写真のシーンです。
(この列車はその後方向を変えて、地平にある元住吉の車庫へ入庫)

ちなみにみなとみらい号とは、東横線と直通運転を行っている地下鉄線などの駅を起点に、東横線を経てみなとみらい線の終点、元町・中華街駅まで直通運行を行う臨時列車の事で、土休日などに時折運転される臨時列車の事で、日比谷線からの直通列車と、目黒線を経て南北線などから直通する列車が存在しており、今回目撃したのは日比谷線北千住発着列車の方ですが、この列車は通常地下鉄直通列車や、その運用車両が乗り入れない区間を走行し、営業運転を行う点が大きな注目点(この車両の場合は菊名以西)と言えます。

とはいえ使用車両が東急の車両(1000系)で、東武線への直通には対応していない事もあってか、日比谷線を介して線路が繋がっており、日比谷線とも直通運転を行っている東武伊勢崎線までは乗り入れ運転を行っていない事は惜しまれる限りで、これも東急・東武の双方に直通対応可能(現状では日比谷線を介して3線を直通する列車の設定はなし)な東京メトロ日比谷線の車両(03系)を運用すれば、東武動物公園や更にその先(日比谷線車両の営業運用はありませんが…)を始発に運行する事も可能でしょうし、この様な直通列車を運行する事で横浜方面には不慣れな東武線沿線の行楽客への便宜を図ると共に、東武線と横浜が繋がっている事をPRし、久喜や栗橋などから横浜まで乗り換えなしで行ける電車に対抗する観点でも効果ありという気がします。

定期列車で日常的にこの様な列車を設定する事は、様々な制約から難しい面もあるでしょうし、定期的に東京の南北を直通運転しているとはいえ、多数の線区を跨いで運行する特性もあって、遅延や運休が日常茶飯事となっている路線の様になっては困りますが、車両数やダイヤに余裕がある土休日などに、時折東武線方面からみなとみらい線までを直通する列車が設定されても良いのでは…とMAKIKYUは感じますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様は如何でしょうか?