昨日はJR北海道を除くJR旅客各社などが、来年春のダイヤ改正概要を発表し、その内容はネット上などでも話題になっていますが、21日というと幾つもの鉄道系雑誌(月刊)の刊行日にもなっています。
「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中には、昨日は幾つか刊行されている雑誌を購入したり、書店の立ち読みなどで情報を確認、もしくは定期購読されている方も居られるかと思います。
その内の1誌は、国内鉄道関連だけでなく、バスや海外の鉄道などにも触れている事を評価し、MAKIKYUも毎月目を通しているのですが、日本国内の鉄道車両製造実績と今後の車両生産予測に関して記した項があります。
その中には余りに高額過ぎる運賃で悪評名高く、首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の一部を構成し、実質的にインフラ保有事業者と言っても過言ではない「北総監獄鉄道」が9200形を製造する見込みである趣旨の記述が見受けられたもので、親会社などグループ各社で導入している標準車両になるのか、それとも独自性を持たせた車両になるのかも気になる所です。
(「開発を止めた某鉄道」は余りに高額過ぎる運賃だけでも大問題ですが、これに加えて近年は「○田スカイアクセス」と称した親会社の大手私鉄との2重線籍による運行が行われ、一部区間でかつて住宅都市整備公団→都市基盤整備公団が路線建設や運営に関与した関係で、権利形態などが非常に入り組み、おまけに地下鉄を介して神奈川県方面の大手私鉄とも直通運転を行っているなど、様々な面で他に類を見ない煩雑なものになっています)
現在「開発を止めた某鉄道」で活躍する車両も、自社導入・保有の車両だけでなく、親会社からのリース車両や、「北総監獄鉄道」名義の車両など、路線と共に権利関係が複雑で、車両数2桁程度の中小私鉄にしては異様な状況になっており、一応車両運用こそ共通化しているものの、車両の見た目も不揃いで一貫性がなく、同じ線路幅で似た様な規格の関西某大手私鉄(近年有名球団を傘下に取り込んだ事でも話題になっています)などとは大違いです。
極めて高額な運賃を徴収しながらも、運賃に見合う均質でハイレベルなサービスを提供しているとは言い難く、この事が所用などで「開発を止めた某鉄道」やその関連線区を利用せざるを得ない状況の際、尚更腹立たしく感じるものです。
ちなみに新型車9200形が導入される場合、淘汰対象となる車両は北総監獄鉄道9000形(旧住宅都市整備公団が、北総監獄中央駅開業に合わせて導入した車両)と噂されており、そうなると年式的にはさほど古くないものの、少数派で更新工事未施行である事などが災いし、数年前に退役した「Σ形というヘンテコな形をした電車」の後を追う事になります。
この電車は他車両とのデザイン的な一貫性に欠け、けばけばしい黄緑と朱色のカラーテープを配した装いなどは、個人的には余り好きになれないのですが、首都圏のほぼ同時期に導入された他者通勤型車両と比べ、設備的には遜色ないと感じ、内装などは導入年次の割に見劣りが否めない「開発を止めた某鉄道」の親会社が同時期に導入した車両などよりは、ずっと優れていると感じています。
また「開発を止めた某鉄道」では9000形よりもずっと古いだけでなく、消費電力量も大きく、性能や居住性も悪い、親会社のボロ車両の帯色と番号を変えただけの車両を未だに走らせ続けています。
この車両は当然ながら設備面でも大幅に見劣り(親会社が同時期に導入した車両でも見劣りする位ですので、それよりもずっと古い車両となれば当然ですが…)し、東京23区内の地下鉄線を走る各事業者(相互直通運転による乗入事業者を含む)が運行している車両の中では最も古い車両です。
内装など設備面の陳腐さも踏まえれば、日本国内の地下鉄線内運行車両でダントツのワースト車両と言っても過言ではないのですが、この車両の取替え話はまだ聞きません。
9000形は使い勝手などに難があるのかもしれませんが、親会社ボロ車両の色変えしただけの車両を平然と走らせ続けたまま、一応チョッパ制御車で設備的にもそこそこの車両を淘汰するのであれば、車両代替の手順違いも甚だしい気がします。
おまけに北総監獄鉄道は「開発を止めた某鉄道」やその親会社と無縁の別系列事業者ではなく、わざわざ走行距離調整の為に自社車両を…という必然性も薄いかと思いますので、どの様な意図でわざわざ北総監獄鉄道が新形式車両を導入するのかも、外部の素人にとっては理解に苦しみます。
こんな事をしてまで消費電力量が大きく、居住性が悪くて設備面でも劣るボロ車を走らせ続け、余りに高額過ぎる運賃設定を続けるのであれば、「開発を止めた某鉄道」の企業体質を露呈している証と感じ、怒りを通り越して呆れてしまいます。
もし9000形を淘汰するのであれば、その前か同時期に「開発を止めた某鉄道」の親会社ボロ車両の色変え車を…と感じますが、この様な事を考えるのはMAKIKYUだけでしょうか?
川柳、パロディー、イラストなど様々な表現手法を駆使しつつ、高運賃の理不尽、背後にある親会社や官僚のいかがわしさを解りやすく解説しています。
定価1000円+税。地元の書店で発売中。
7260形はリース車なので、置き換えられない事情が有りそうです。
私の予想では、そのうち、3400形あたりがリースされてきそうな気がします。3700形や3000形が来るか、新車置き換えだといいのですが。
私は北総監獄民ですが、あまりにも悪く言い過ぎな気もします・・・確かに運賃のボッタクリぶりは凄まじく、私も憤りを感じますが・・・歴史的事情を知っているので、完全には非難できないように感じます。千葉NT中央駅に限れば、本数・運賃はともかく、大幅なスピードアップが実現されたのは評価出来ると思います。他の駅はかわいそうですが・・・
個人的には、同じ千葉県内にあるT高額鉄道のほうが問題だらけに感じます。運賃は北総高額鉄道よりは安いですが、数年前までボロ車両だらけだった上に、新型車両は座席に難があり、ラッシュ時は地獄なことを考えると・・・
この2線はどこかが建設費の有利子負債を負担しないとどうにもならないと思います。
大問題の7260形ですが、外観や内装などの見た目が陳腐なだけでなく、消費電力量が大きく性能面でも見劣りし、加速時の衝動も大きいなど、物好き以外には良い事を探すのが難しい代物かと思います。
こんな車両よりは、うどん県のローカル私鉄の方が中古ながらもまだ程度が…と感じる程で、都心へ乗り入れる事等も踏まえると、新車とは行かなくても、もう少しマシな車両を導入して欲しいものです。
京成ではAE100を複数編成廃車解体しており、この下回りを3400形の車体と組み合わせれば、7300形と大差ないグレードの車両になるかと思います。
現状の3400でもアクセス特急に充当しない限りは、下回りの老朽化でメンテナンス面で支障をきたすことがなければ、特に大きな問題もないかと思いますので、もし3400形が装いを改めて北総監獄に転用されるのであれば大歓迎です。
またTXなどの事例と比べると、千葉県内2社の惨状は際立っており、八千代市内を走るバス会社とよく似た名前の鉄道も、行政側が無利子貸付を行う位の対策は行われても…と感じます。
ただこの鉄道は近年車両が置き換えられ、車両面では座席以外はさほど難がなく、座席も同種座席を採用したメトロなどでの交換事例に追随すれば…と感じる所です。
(乗入先である東西線内の混雑は、「安くて快適」な事で乗客が偏重している事も一因ですので、他線の健闘と旅客分散を願いたいものです)
それに比べ「開発を止めた某鉄道」は、個人的には運賃が割高なだけでなく、不誠実極まりなく腹立たしい事が山ほど…と感じており、今日の記事で触れた書籍でも、その事に対して非常に的確かつ明快に記していたと感じたものでした。
(もしまだこの本を読んでいない様でしたら、なるべく早めに通される事をおススメします)
俗に「悪徳」と呼ばれる列車も良し悪しで、スカイアクセス開業によって却って…と感じる面もあり、巧妙なからくりの存在も踏まえると、尚更怒りを感じざるを得ないもので、裁判の展開にも注目したいと思っています。
それでも、効率化の観点からも7260形は早急に置き換えて欲しいのは確かです。できればVVVF車に統一するといいと思います。
AE100形の足回りですが、制御装置の劣化が激しいことなどから転用されないそうです。勿体ないとおもいますが、大栄車輌なき今は新造した方がいいのかもしれません。
京成の車両に関しては、3700形と3000形、AE形以外は足回りの老朽化(3300形,3400形,3500形)や内装の陳腐化(3300形,3500形未更新車,3600形)が否めず、メンテナンスの観点からも置き換えて貰いたいところですが、経営基盤が弱く、新線開業による負担が大きいので厳しそうです。
地下鉄の向こう側の会社が新型車両への置き換えに比較的積極的なのと対照的です。
東武野田線や京成金町線は、ご指摘の通り首都圏の鉄道では珍しく、今時抵抗制御の旧式車両ばかりが活躍する路線になっていますね。
前者は旧式ながらもリニューアルが施されている事や、車両自体の乗り心地が京成赤電より良好な事もあり、7260形よりもずっと程度がよく、運賃の安さ(普通運賃は並み程度ですが、定期券割引率が高めに設定されています)なども踏まえると、伊勢崎線などに比べると見劣りが否めないとはいえども、許容範囲かと思います。
後者は主力となっている3500形更新車でも、所詮下回りは赤電同様=7260形とも大差なしですので、どんぐりの背比べ状態ですが、運賃の安さと3500形リニューアル車の随分マシになった内装などを考慮すると、これも辛うじて合格点といった所だと思います。
(赤電だとさすがに落第レベルですが…)
まして東武野田線や京成金町線の場合は、平均乗車時間・距離が短い路線ですが、「開発を止めた某鉄道」の場合は、北総監獄~都心方面へ3者以上の鉄道に跨り、結構な乗車時間となる事も多い上に、運賃も他社優等列車利用を凌ぐ状況ですので、これで7260形なんか来るものなら、とても許容できるものではありません。
7260形は1本だけとは言えども、ただでさえ酷過ぎる惨状に耐えている利用者を、あざ笑い挑発している代物としか思えません。
「開発を止めた某鉄道」の悪過ぎる評判を更に悪化させ、都心方面でも醜態を宣伝している象徴と言って過言ではない状況ですので、個人的には車両編成数減少→平日朝ラッシュ時運行本数の1本減少を行ってでも、早々と淘汰して欲しい位です。
(わざとこのボロ車両を走らせるのが、経営戦略の一環なのかもしれませんが…)
また首都圏他大手私鉄に比べ、陳腐な印象が否めない車両が多い京成の車両陣ですが、3600形辺りはリニューアルすればまだ充分使えるかと思いますので、今後の展開に期待したいものです。
地下鉄の反対側を走る私鉄からは、最近大量増備されている安物電車が頻繁に顔を出すようになり、個人的には座席の座り心地が頂けない事もあってか、7260形の次に乗りたくない車両と言っても過言ではないのですが、この車両の導入によって線内用非貫通車の淘汰も進んでいますね。
淘汰されている車両は、概ね80年代前半製の電気指令ブレーキ装備チョッパ制御車で、赤電系の車両よりは遥かに程度も良い車両かと思いますので、構造上地下鉄直通は無理でも、以前京成が旧1000形をリースした時の如く、線内限定でこれらの車両を使うのも悪くない気がします。
車端クロスの3扉車4両編成を、金町線辺りで走らせる事が出来るのであれば、サービス改善に加え、電力使用量→運行コスト削減にもなるかと思いますので…