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三重交通・中勢営業所で活躍する一般路線車

2014-05-18 | バス[東海]

先日「MAKIKYUのページ」では、11日に三重交通・中勢営業所(三重県津市)で開催された「バス感謝祭」に関して取り上げましたが、この会場となった中勢営業所は公共交通の便が芳しいとは言い難い立地である上に、会場内や周辺に駐車場なども設けられていない状況でした。
(一応路線バス運行はあるのですが、営業所出入庫は回送車が多いために運行本数は非常に少なく、とても多数のイベント訪問者に対応できる便数とは言い難い状況です)

そのため主に大阪・名古屋方面などから近鉄線などの公共交通機関を用いて訪問するイベント参加者向けに、津駅西口から概ね10分毎程度の間隔で無料の臨時シャトルバスが運行され、他に自家用車利用者向けにメッセウイング・みえからの無料シャトルバスも運行されていました。

所要時間はどちらも片道20分程度、イベント参加者向けの無料シャトルとしては比較的乗車時間が長い部類に入ると思いますが、MAKIKYUはイベント会場の中勢営業所への往復に、津駅西口からのシャトルバスを利用したものでした。

このシャトルバスはシャトル専属で運行される便だけでなく、通常は回送となるバスを活用しての運行も行われていた様で、その事もあってか多客が見込まれるイベント輸送にも関わらず、収容力の点ではやや劣る中型車などの充当も見受けられたものでした。


充当車両の年式は新旧様々で、乗車車両は往路がV8エンジンを搭載したキュービックの末期車、復路がトルコンAT装備のキュービック初期ノンステップ車、どちらも年式的には大都市圏排ガス規制区域での登録は…という車両ですので、できればなるべく古参車に当たれば嬉しいと感じるMAKIKYUとしては、まあ当たりと言った所でした。

 
復路で乗車したキュービックの初期ノンステップ車は、大型車にしては収容力の面で見劣りが否めないものの、車内の低床空間が広く確保されており、車内後部の段差に関する配慮は評価できると感じたもので、他の便では現在主力となっているエルガの姿などは何台も…という状況でした。


またメッセウイング・みえ発着の無料シャトルバスには、V8エンジン搭載前のキュービックや、事業者限定バスコレ第2弾のモデル車両となった富士重工業7E(これも年式や車長などにバリエーションが存在するのですが…)の姿も見受けられ、営業所内でも数台姿を見かけた7Eは一台位展示した方が…とも感じたものでしたが、こちらの方が古参車充当率が高い様に見受けられたものでした。

 
営業所内では他に三菱の初期大型ノンステップ車や、鈴鹿市のコミュニティバスに充当される鮮やかな装いのリエッセなども見る事ができ、これらは立入禁止区画に停車していましたので、会場内から規制ライン越しに…という状況でしたが、展示車両の撮影は神都バスを除くと…という状況でしたので、車両撮影はこちらの方が…とも感じたものでした。

車両自体は一般的な路線車仕様ながらも、特別塗装の外観故に撮影向きとも言えるリバイバル塗装車などは、規制ラインのすぐ外側で車内非公開状態で展示するか、洗車体験(車庫内での短時間乗車ですので、特に豪華な車両などを充当する価値は低い気がします)に充当しても…と感じたもので、バス感謝祭の車両展示方法や、展示車両選定などは少々難ありと感じたものでした。

ただ中勢営業所は便の悪さなどもあり、日頃首都圏住まいの余所者が訪問する機会はまずない所ですので、津市への訪問自体が限られるMAKIKYUにとっては、先日のバス感謝祭は貴重な機会になったと感じ、首都圏に限らず他地域で開催されるイベント参加も機会があれば…と感じたものでした。



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