今日9月20日は「バスの日」という事で、今日は先月乗車したトモテツバスに関して取り上げたいと思います。
トモテツバスはかつて鉄道事業を営んでいた「鞆鉄道株式会社」が運行、かつて鉄道線を運行していた福山(福山駅)~鞆港間をはじめ、福山市内南部や尾道市内などに幾つもの路線が存在します。
バス事業者としての規模は決して大きいとは言えないものの、一般路線バスはPASPY(広島県内ICバスカード:広電市内電車やアストラムラインなどでも通用)にも対応している事は評価できると感じ、トモテツと営業区域が一部重なる事業者の中にはPASPY未導入、もしくは一般路線車は一部に限定されている所もありますので、今後のPASPY導入推進に期待したい所です。
ちなみに先月は西日本豪雨の影響によって交通機関の不通箇所も多発しているなど、広島県内では情勢が余り芳しくなかった事(現在もまだ不通箇所が幾つか存在しています)もあり、広島県内で足を運んだ所は福山市内のみ。
この福山市内の基幹駅とも言える福山駅のバス乗場を行き交うバスを眺めていたら、たまたまトモテツの目玉車両として知られ、TOMYTECバスコレクションでも模型化されているN8-155号車が出没。
多少なら時間も確保できる状況でしたので、手持ちのPASPYを使用して数停留所程乗車したものでしたが、最近では昭和のバスに遭遇する機会も随分少なくなり、今年に入ってから乗車したのは水戸市内を走る茨城交通の中型車に続いて2回目でした。
この車両の登録番号は「福山22く919」、登録番号があと一つだけずれていたら…と感じる方も居られるかと思いますが、古参車が少なくないトモテツバスの中でも古豪の部類ですので、あとどれだけ活躍できるのかも気になる所です。
このN8-155号車に乗車した後は、来た道を別のバスで福山駅まで引き返したものでしたが、その際は新鋭の中型ノンステップ車に当たり、様々な面で新旧車両の差異を実感させられたものでした。
また今日MAKIKYUは所用で横浜市内某所へ出向いており、その際には相鉄バスに乗車する機会もありましたが、先月福山駅ではこの相鉄バスからトモテツに移籍した車両の姿も目撃しています。
トモテツバスと相鉄バス旧塗装は塗り分けや色合いなどが異なるものの、どちらも白と緑色の装いと言う事もあってか、相鉄バスからの移籍車は一応トモテツ塗装に塗り替えられているものの、側面上部は相鉄塗装が残存しているのも印象的でした。
トモテツバスではこの他にも首都圏からの移籍車は多数活躍、車庫内には元事業者塗装のまま整備待ちになっている車両の姿も見受けられたものでした。
(写真は車庫外から撮影)
また回送で走っていた車両の中には側面はラッピングが施されているものの、天井部分に元事業者の塗装、そして特徴的な運賃支払方法表示幕も残存している車両も見かけ、こちらも神奈川県内に本社を置く大手事業者の面影が色濃く感じられたものでした。
先月は国内で福山以西には足を運んでいないものの、福山以東では日頃乗車機会のないバスにも幾つか乗車機会がありましたので、こちらに関しても機会があれば後日別記事で取り上げたいと思います。
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