先日「MAKIKYUのページ」では、島根県隠岐・島前(Dozen)地区の西ノ島を走る町営バスに関して取り上げましたが、西ノ島では町営バスによる路線バス運行以外に、隠岐観光が貸切バスと定期観光バスを運行しており、島内では同社バスの姿も何度か見かけたものでした。
またMAKIKYUが6月に隠岐へ足を運んだ際には、本州本土~隠岐(島前・島後どちらでも可)間の往復乗船券と、西ノ島を運航する観光船の乗船券が割引でセットされた「フェリー&国賀周遊券」を利用しており、この周遊券で利用可能な観光船も隠岐汽船が運航しています。
MAKIKYUが西ノ島の浦郷港へ足を運んだ際には、海況が芳しくないため観光船は欠航となっており、隠岐汽船HPでは「欠航時はバス対応」と記され、MAKIKYUは定期観光バスを利用する事になりましたが、現地で隠岐観光に確認したら、欠航時でなくても観光船の代わりに定期観光バスを選択する事も可能との事でした。
隠岐観光は離島の事業者という事もあって事業規模は小規模ながらも、様々なタイプの車両を見かける機会がありました。
MAKIKYUが定期観光バスに乗車した際には、観光バスというよりは自家用バスという雰囲気の車両で、路線バスとして走っていても不思議ではない風貌の日野製中型トップドア車充当でした。
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車内の座席はリクライニング機能も付いており、離島の定期観光バスとしてはまずまずというグレードと感じたもので、テープ案内によるワンマン運行と言うのも、路線バスに近い雰囲気で悪くないと感じたものでした。
定期観光では赤尾展望台・国賀浜・由良比女神社の3か所を訪問、赤尾展望台は霧で殆ど視界が効かず残念な状況でしたが、国賀浜の通天橋は絶景で、西ノ島まで足を運んだら是非一度は見ておきたい景勝地と感じたものでした。
由良比女神社は町営バス車庫からも至近、浦郷港まで徒歩移動も可能な距離ですので、MAKIKYUは最後の由良比女神社→浦郷港間の行程を放棄扱いとしましたが、浦郷地区各所から徒歩、もしくは別府港から町営バスで比較的容易にアクセスできる所ですので、観光船利用時に別途自身で訪問するのも比較的容易な所です。
また別府港ではMAKIKYUが乗車した定期観光バスと同色の三菱大型ショート車も目撃していますが、MAKIKYUが見かけた大型車は中型車や大型ショート車とは異なる装いをしており、こちらも目撃した車両は日野と三菱でした。
大型車はMAKIKYUが乗車した中型車と同様に、観光バスというよりは自家用バスなどでよく用いられる仕様と言う雰囲気、こちらは団体輸送で稼働していましたが、島の規模を考えると路線バスと同様に、貸切バスもそこそこ健闘している部類と感じたものでした。
MAKIKYUが乗船できなかった観光船(写真)を周遊券利用で乗船する場合も差額を支払えば、周遊券で指定された浦郷港発着ではなく、別府港発着のコースを利用する際も可能との事で、なかなか訪問機会のない島だと思いますが、再訪機会があるなら今度は別府港発(到着は浦郷港)の観光船に乗船できれば…と感じたものでした。
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