今日は兵庫県を走る第3セクター鉄道・三木鉄道に関する記事を取り上げましたが、現在取り上げたい記事が山積している状況ですので、三木鉄道を取り上げたついでに三木駅を発着する「みっきぃバス」と称するコミュニティバスについても取り上げたいと思います。
これは三木市が地元の神姫バス分社である神姫ゾーンバスに運行を委託しており、「みっきぃバス」という名称は「三木」から来ているものと思われますが、人によっては名前から連想させられるであろう黒耳の「鼠」が徘徊しているテーマパーク(日本では千葉県の京葉線沿線某駅周辺が有名です)とは特に関係ない様で、「みっきぃバス」で使用されている小型ノンステップバスは専用塗装を纏っているとはいえその手の装飾はありません。
「みっきぃバス」のルートは複数存在しますが、その内三木営業所を基終点に市民病院を廻るルートが三木鉄道三木駅を経由し、また神戸電鉄(神鉄)の三木上の丸駅のすぐそばに位置する「上の丸」停留所も経由しますので、このルートは神鉄と三木鉄道の間のアクセスとしても活用できます。
(「みっきぃバス」はこの他に神鉄志染駅方面へ向かう路線などがあります)
この市民病院を廻るルートは運賃も150円均一で神姫バスの回数券も使用可能な様ですが、ICカード読取機は設置していません(神姫バスが運行する他市町村のコミュニティバスの中には、ICカード対応車もある様ですが…)ので、NicoPaと称する神姫バスICカード乗車券や、神姫バス一般路線で通用(割引なし)するICOCA・PiTaPaの使用は出来ず、また運行日は平日昼間のみに限られて土日・祝日は運休になりますので、利用の際は注意が必要です。
この「みっきぃバス」はMAKIKYUが三木へ出向いた際には偶然丁度良い時間の便がありましたので乗車できましたが、運行日や時間帯が限られていますので、利用を検討されている方は事前に運行時刻を三木市HP―三木市への交通手段―コミュニティバスの項目で調べてから乗車された方が良いかと思います。
(この「みっきぃバス」が運行されていない時は、神鉄~三木鉄道間は徒歩で移動する事も不可能ではない様ですが、悪天時などは大変かと思います)