
ここ数日、交通関連の残念な話題が色々続いていますが、昨日ネット上で交通関連のニュースを見ていた所、広島県東部を運行する「中国バス」が、整理回収機構を活用した事業再生手続きに着手するという情報が…
地方の鉄道や路線バスなどのローカル交通は何処も厳しく、最近各地で「整理回収機構」や「会社更生法」などのあまり聞きたくない嫌な名前を聞く事も多く、今度はここもか…という感じです。
現在中国バスが運行している路線は、隣の岡山県で路線バスや軌道を運行する「両備[Ryobi]グループ」に譲渡するとの事で、とりあえず路線は維持される様ですが、かなりの改廃も予想されます。
ちなみに中国バスは、広島県東部の中心都市・福山[Fukuyama]市を中心に、一部の路線は山間部の東城[Tojo]や三次[Miyoshi]へも足を伸ばし、また東京や大阪などへの高速バスも運行している福山圏最大のバス会社です。
(福山市内で路線バスを運行している会社は中国バスの他に、現在は鉄道を廃止してバス専業の鞆[Tomo]鉄道や井笠[Ikasa]鉄道があります)
日頃首都圏で活動しており、特に広島県との関りもないMAKIKYUは、中国バスには旅行中に2回程乗車しただけですが、かなり古い車両や他社からの移籍車も目立ち、バスファン的には面白いものの、見るからに経営の厳しさを感じる状況だったのを覚えています。
また両備グループは岡山県最大のバス事業者で、グループの両備バスや岡山電気軌道が岡山市を中心に路線バスを運行し、また岡山電気軌道は名前の通り岡山市内の路面電車も運行している事業者です。
最近では南海が撤退を表明した和歌山県の貴志川[Kishigawa]線(和歌山~貴志)の運営を引き受けて、今年4月から和歌山電鐵として運行開始した事で有名ですが、ここを地方交通再生のモデルケースに、各地で不振に陥っている各地のローカル交通を引き受けて再生しようと健闘している意欲的な事業者です。
それにしても両備グループの傘下に入るという事は…
両備バスやJR九州の如く、原色や英語表記、ロゴが目立つ水戸岡氏のドーンと派手なデザインに?…中国バスエリアの福山に乗り入れている第3セクターの井原[Ibara]鉄道にも水戸岡デザインの車両が走っていますし、もし中国バスも水戸岡デザインになれば、岡山県~広島県東部にかけてが、九州の如く派手な車両が走り回る「水戸岡王国」になります。
中国バスの事業再生手続きの件は残念な話ですが、両備グループの傘下に入る事で公共交通としての路線が維持され、更には利便性やサービスの向上に繋がる事を願うばかりです。
ちなみに写真は2年程前に途中下車したJR福山駅前で待機中の中国バス・富士重工5Eボディの旧型車です。
この写真の車両と同じ車体のいすゞ車(かなり古かったのでCJM?)はMAKIKYUも福山市内で一度乗車した事がありますが、この車両は日野車の様で、種類も色々ある様です。
中国バスの写真は他にもMAKIKYUの手元に幾つかありますので、他の車両もその内紹介したいと思います。
(両備グループも―他にも取り上げる予定の内容が色々あり、いつになるやら…)
また今回の記事は、中国新聞の以下のサイトを参照に作成しています。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200606280098.html
地方の鉄道や路線バスなどのローカル交通は何処も厳しく、最近各地で「整理回収機構」や「会社更生法」などのあまり聞きたくない嫌な名前を聞く事も多く、今度はここもか…という感じです。
現在中国バスが運行している路線は、隣の岡山県で路線バスや軌道を運行する「両備[Ryobi]グループ」に譲渡するとの事で、とりあえず路線は維持される様ですが、かなりの改廃も予想されます。
ちなみに中国バスは、広島県東部の中心都市・福山[Fukuyama]市を中心に、一部の路線は山間部の東城[Tojo]や三次[Miyoshi]へも足を伸ばし、また東京や大阪などへの高速バスも運行している福山圏最大のバス会社です。
(福山市内で路線バスを運行している会社は中国バスの他に、現在は鉄道を廃止してバス専業の鞆[Tomo]鉄道や井笠[Ikasa]鉄道があります)
日頃首都圏で活動しており、特に広島県との関りもないMAKIKYUは、中国バスには旅行中に2回程乗車しただけですが、かなり古い車両や他社からの移籍車も目立ち、バスファン的には面白いものの、見るからに経営の厳しさを感じる状況だったのを覚えています。
また両備グループは岡山県最大のバス事業者で、グループの両備バスや岡山電気軌道が岡山市を中心に路線バスを運行し、また岡山電気軌道は名前の通り岡山市内の路面電車も運行している事業者です。
最近では南海が撤退を表明した和歌山県の貴志川[Kishigawa]線(和歌山~貴志)の運営を引き受けて、今年4月から和歌山電鐵として運行開始した事で有名ですが、ここを地方交通再生のモデルケースに、各地で不振に陥っている各地のローカル交通を引き受けて再生しようと健闘している意欲的な事業者です。
それにしても両備グループの傘下に入るという事は…
両備バスやJR九州の如く、原色や英語表記、ロゴが目立つ水戸岡氏のドーンと派手なデザインに?…中国バスエリアの福山に乗り入れている第3セクターの井原[Ibara]鉄道にも水戸岡デザインの車両が走っていますし、もし中国バスも水戸岡デザインになれば、岡山県~広島県東部にかけてが、九州の如く派手な車両が走り回る「水戸岡王国」になります。
中国バスの事業再生手続きの件は残念な話ですが、両備グループの傘下に入る事で公共交通としての路線が維持され、更には利便性やサービスの向上に繋がる事を願うばかりです。
ちなみに写真は2年程前に途中下車したJR福山駅前で待機中の中国バス・富士重工5Eボディの旧型車です。
この写真の車両と同じ車体のいすゞ車(かなり古かったのでCJM?)はMAKIKYUも福山市内で一度乗車した事がありますが、この車両は日野車の様で、種類も色々ある様です。
中国バスの写真は他にもMAKIKYUの手元に幾つかありますので、他の車両もその内紹介したいと思います。
(両備グループも―他にも取り上げる予定の内容が色々あり、いつになるやら…)
また今回の記事は、中国新聞の以下のサイトを参照に作成しています。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200606280098.html