還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

ベ・ロ・ハ・タ・カ・ラ

2012年04月24日 | 雑記帳(その他)
先日放送された健康情報番組「ためしてガッテン」で取り上げていた低位舌(ていいぜつ)のことなんですが…
妻も私もこの言葉そのものを知らなかったのですが、番組を見ながら自分が低位舌かどうか確認してみると…
一応私は正常でした。
舌の位置が正しいかどうかなんて、この番組を見るまでは2人とも気にしたことがなかった・・・

舌の先が上の前歯に当たっていれば正常位置で、下の前歯に当たっていれば低位舌なのだそうで、また低位舌では舌の周囲が歯列に沿うため、凸凹してきます。

低位舌かどうかの判断として番組では牛乳を飲み込むというテストをやっていました。
1.牛乳小さじ1杯半ぐらいを口に含み舌と上あごとの間に
  こぼれないように閉じ込める
2.そのまま「イーッ」の顔をして、唇を閉じずに飲み込み
  最後まで牛乳がもれなければOK

このテストで牛乳が漏れると低位舌との診断です。
それでこの低位舌だとどうなるのか?
低位舌を放っておくと
睡眠時無呼吸症候群
口呼吸、歯周病
二重アゴ
誤嚥性肺炎
などの原因になるそうです。

ちなみに肺炎で亡くなる人が年間10万人に上るそうですが、そのほとんどが誤嚥性と言っていました。

治療法なのですが、いたって簡単な方法で治すことが可能です。それは、
ベ・ロ・ハ・タ・カ・ラと1日10回言う。
ぼそぼそ言うのではダメで、はっきり口を開けて…
特に「ベ」は、舌をべろっと出すことが肝心。

舌は約10個の筋肉でできているそうで、言わば舌の筋トレです。
筋肉を鍛えてたくましくなると低位舌は解消され、正常位置に納まるそうです。
早ければ数日で効果が現れます。