還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

私の親知らず(第3大臼歯)

2016年09月12日 | 歯と口腔内の健康
親知らずは他の歯と異なり生えてくるのがずいぶん遅く、二十歳頃と言われていますが私の親知らずは二十歳どころか、結婚した時(25歳)でもまだ生えていませんでした。

二十歳頃に親から自立することから、生えてくるのを親が見ることが出来ないため、親知らずと言うようになったという説があります。

結婚後京都市内のアパートに3年いましたが、その間に上の2本が生え始めました。そのまま素直に生えればよかったのですが、間欠的にすごく痛むようになりました。

痛みが出たり引いたりを繰り返すので、結局2本とも抜きました。抜いた跡は穴になり、当時はご飯粒がよく詰まって困りました。舌で出そうとしてもなかなか出せないんですよね。抜いた部分を鏡で見ると、当初はポッカリ大きな穴だったのが今は深いしわです。

開口部が狭くなりご飯粒が詰まらなくなりましたが、歯茎と骨の両方が育ってある程度埋めたようです。

この時点では下の2本は歯茎の中でした。その後宇治に10年住み滋賀に引っ越してしばらく後に、右下の親知らずが生えてもいないのに痛みが出るようになりました。もう40歳を超えていました。

レントゲンを撮ると、下の親知らずは2本とも隣の歯(第2大臼歯)を向いて横たわっています。これでは生えることはできません。特に右の方は隣の歯と当たった箇所の歯茎が浮いて、そこから菌が入って虫歯になっていたようです。

そんなわけで抜くことになりましたが、すんなり抜くこともできなくて、歯科医師ではなくて口腔外科医による切開手術になりました。

歯茎を切開して歯を出し、3つに割って取り出す、後は縫合して完了。。。その間口を開けたままでしたので結構キツかったです。しかしこのような処置をすると跡がきれいですね。歯がなくなったのに穴にもなっていませんし。

左下の親知らずはそのまま、一生埋まったままになりそうです。