還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

59回目の外来受診

2017年06月09日 | 手術後の外来診察
6月9日は59回目の定期受診でした。前回は3月10日だったのでほぼ3ヶ月ぶりです。6月頃の診察は年に1度の心電図検査とレントゲン撮影と血液検査があるのですが、血液検査だけは結果が即日出ないので、1週間前の6月2日に採血だけ行いました。

診察結果
聴診 前回と変わらず(特段の異常はなし)
血圧 110/60(前回より下がり至適血圧)
酸素飽和度 98%
脈拍 57

心電図は画面を切り替えて今回、前回、前々回、前々々回の4つを並べて表示されたのですが、今回は前回や前々回より改善され、3年前の状態にほぼ戻っていました。
ですが、右脚ブロックの傾向はあります。

レントゲン画像は前回同様で変わりはありません。で、側面画像を見て思ったのですが、心臓って心房が体の内側にあり、心室が下側で外側、心室の先っぽがほとんど肋骨の内側に当たっているのですね。つまり斜めに寝ている感じと言えます。

血液検査の結果は、BNPが5年ぶりに30(基準値:18.4以下)を超えました。ですが、40までは全く問題なく、治療の対象になるのは80を超えてからだそうです。

次回診察はいつが良いかと聞かれたので、状態が悪くないので半年後を希望したところ、間を開けても良いでしょう、となりましたが予約システムが半年後まで対応していないので、5ヶ月後になりました。

と言うことで次回診察は11月です。

今日は駐車場に戻る途中で「古い建物」のことを思い出したので、撮影してきました。
これはヴォーリズ記念病院のルーツとなる建物です。この建物は1918年に完成し旧本館と結核療養所として使われました。建築時ヴォーリズに多額の寄付をした方にちなんで、ツッカーハウスとも言います。

ツッカーハウスは地上3階、地下1階で約844平方メートルの木造です。

建物は老朽化が進み接近禁止となっているので、すぐそばに近づくことができません。正面写真はこの場所からがほぼベストです。
1918年完成なので、来年築100年になります。