goo blog サービス終了のお知らせ 

還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

夏の大三角が見頃です

2020年08月13日 | 天文・気象
夏の大三角を構成するベガ、アルタイル、デネブが見頃を迎えています。

8~9時頃、天頂より少し東寄りに3つの輝く1等星が夏の大三角です。
※滋賀県から見える位置

3つのうち最も明るく見えているのがこと座のベガ(織姫)、次に明るいのがわし座のアルタイル(彦星)、そして本当は圧倒的に明るいのですが、比較的太陽系に近いベガやアルタイルと違い、大変遠いためやや暗く見えるのが白鳥座のデネブ。

ベガが最も西寄りでそれより北に位置するのがデネブ、南に少し離れているのがアルタイルです。この大三角はほぼ直角3角形で、直角の頂点にいるのがベガです。

太陽との比較で、アルタイルは10倍、ベガは50倍、そしてデネブはなんと6万倍以上の明るさです。桁違い過ぎますね。デネブは銀河系の中でもトップクラスの明るさらしい。仮にデネブが太陽の位置にあると、地球は焼き尽くされてしまいます。まあ、アルタイルでも大変ですが・・・

アルタイルより南に、さらに明るく輝いているのが木星(マイナス2等級)です。木星より少し東寄りに土星が見えます。土星の明るさはゼロ等級なのでベガと同じくらいですが、仰角があまり高くならないので、見た目はベガより暗いです。

そう言えば、さそり座のアンタレスはだいぶ西に移動しました。しばらくすると東にフォーマルハウトが見えるようになります。

北の空ですが北極星を挟んで、西に北斗七星、東にカシオペアがよく見えます。