還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

墓じまい(その8)

2023年07月04日 | 日記
その8です。

永代供養に至る流れ by 霊園・墓石のヤシロ
1:親族と相談する
2:現在の墓地管理者・お寺と相談する
3:新しい供養方法・受け入れ先を決める
4:墓石の解体を頼む石材店を決めておく
5:墓じまいに必要な行政手続きをする
6:閉眼供養をして遺骨を取り出す
7:石材店に墓石を解体撤去してもらう
8:原状回復した墓地を返還する
9:新しい受け入れ先で遺骨を供養する


いよいよ最終盤。残っている工程は7の後半、遺骨を取り出した後の工程です。
8の、原状回復した墓地の返還については、改葬許可申請の時に、墓地使用廃止届を提出しているので、手続き上は終わっています。

永代供養法要から数日後、石材店から墓石撤去終了と連絡がありました。それから、実は墓石撤去の後、地面の処置についてはペンディングだったのですが、

(例として)
土を固める
砂利を敷く
防草シートを敷く

結論として、(隣地の畑と同程度の)防草シートを敷いていただくことにしました。
そして数日後、工事終了写真が届きました。

後は請求書が届いたら、所定の金額を指定口座に振り込んで完了となります。

というわけで、そろそろ終わりが見えてきたので、菩提寺の住職にお礼をかねて電話しました。

実は、墓石撤去作業時に土葬された先人の遺骨が出ることが稀にですがあるらしい。その場合は、洗骨の後火葬して(再火葬という)、遺骨をお寺に納めることになります。

そのことは住職からも聞いていて、墓石撤去の時にしっかり確認いただくよう依頼していました。そして、何も出ませんでしたと、返事をいただきました。

その報告も兼ねてお寺に電話しました。

役所には、墓地原状回復工事終了のメールをしました。

これでまた1つ、肩の荷を下ろしました。最初の1つは実家じまいですかね。

墓じまいにかかった費用の内容
閉眼供養の御布施
墓石解体撤去費+防草シート敷設
遺骨と位牌の永代供養費

自治体から書類発行にかかる費用(手数料)の請求はありませんでした。
永代供養先が菩提寺なので、檀家であることに変わりはないとのことで、離壇料は不要でした。

なお、妻も私も将来的に霊になった場合には追加料金なしで永代供養していただけるので、自分たちの墓を手配する必要は特にはなくなったと言えます。

最も安価な樹木葬でも20~30万円はしますから、2人で40~60万円程度。これが不要となればいろいろ助かりますね。

この話については、孫がまだまだ小さいので、娘達に伝えるのはう~んと先になりそうですが、いつ何がどうなるかわからないので、終活のファイルには書いておくことにします。

ネットには費用の目安が書かれていますが、千差万別であまりあてにしない方が良いです。
御布施でいくら包むかは任されていたり、寺が決めていたりで様々です。

墓石解体撤去費は、周りの状況や重機が入るか否かで何倍も変わります。それからお墓が立派だと高いです。

見積もりについては複数の石材業者から取って比較するのが良いと書かれていますが、私は菩提寺から紹介された数社から石材専門店1社に絞って交渉したので、見積もり合わせはしていません。

納骨室が地面の下にある場合は、骨壷が水浸しになっていることがあるみたいなので、事前の確認が必要と思われます。墓石解体撤去工事の見積もり依頼の時に、合わせて確認されると良いと思います。

永代供養費は、供養の形態により変わることが多いです。金額はお寺から提示されました。法要1回分程度と書かれた記事もありましたが、どうでしょう?
改葬先にお聞きになるのがベストです。

費用総額については、複数サイトに30万円~300万円程度と書いてありました。10倍も違いますよね。しかしこれだけ幅があれば、大概この範囲に収まるでしょうね。