心臓の手術はCABG等一部の手術を除き、生きている限り動き続けることを止めない心臓を止めることから始まります。手術終了後果たして心臓は再鼓動を始めるのだろうか?
心臓手術の不安で最も大きいのはこれではないでしょうか。
手術適応と知った直後は漠然とした不安がありました。最初から全く不安を感じない人はいないと思います。
そして手術前2ヶ月間、いろいろ調べていて待機手術の場合、安全率は極めて高いという事実を知りはしましたが、再鼓動に関する疑問はずっと持ち続けていました。
自分にとっては1かゼロか。安全率が99%を超えていると言っても不安が多少和らぐだけです。
技術的な意味では、心臓にカリウムを送り込むと分極できなくなるので拍動が止まる、逆にカリウムを洗い流せば拍動が開始するという記事を読みはしましたが、あいにく素人の私には??
それでも心臓手術の先輩方のHPやブログで、不安はしだいに解消していきました。
そして最後の最後の最後に思い至ったのは…
心臓は動き続けることを宿命づけられた臓器である。簡単に止めることなどできやしない。やっとこさ止めることができても、止める条件を外してやれば、ほっといても動き始めるものなのだ。
数億年にわたる生命進化の果てに現在の動物の身体があると考えれば、心臓は動くのが自然なのだ、と。
中学生の時、理科の授業でカエルの解剖をしました(1960年代半ば)。
前日用水路などでカエルを釣ってクラスの生徒ほとんど全員、カエルを学校に持って行ったのです。
中にはウシガエル(食用ガエル)を持ってきた女子生徒もいました。これには参った。
麻酔をかけて、お腹からメスを入れて各臓器を見て勉強したのですが、心臓はですね、心臓だけになっても拍動を止めることはありませんでした。何十年も昔のことなのですが、今でもしっかりと印象に残っています。
すごいんだ心臓は・・・・
それにしても、将来私が心臓を手術することになるのを予測して、記憶の引き出しに置いてくれたのだろうか?
心臓のすごさをわが身を犠牲にして教えてくれたカエルさんにも感謝しなければ。
たくさんの情報がネットで得られる便利な時代になりました。しかし最終的に納得して手術に臨むには、これで私は安心を得られたというものが必要だろうと思います。
それはもちろん人それぞれですが私の場合、最後に背中を押してくれたのはカエルの生命力だったのかもしれません。
心臓手術の不安で最も大きいのはこれではないでしょうか。
手術適応と知った直後は漠然とした不安がありました。最初から全く不安を感じない人はいないと思います。
そして手術前2ヶ月間、いろいろ調べていて待機手術の場合、安全率は極めて高いという事実を知りはしましたが、再鼓動に関する疑問はずっと持ち続けていました。
自分にとっては1かゼロか。安全率が99%を超えていると言っても不安が多少和らぐだけです。
技術的な意味では、心臓にカリウムを送り込むと分極できなくなるので拍動が止まる、逆にカリウムを洗い流せば拍動が開始するという記事を読みはしましたが、あいにく素人の私には??
それでも心臓手術の先輩方のHPやブログで、不安はしだいに解消していきました。
そして最後の最後の最後に思い至ったのは…
心臓は動き続けることを宿命づけられた臓器である。簡単に止めることなどできやしない。やっとこさ止めることができても、止める条件を外してやれば、ほっといても動き始めるものなのだ。
数億年にわたる生命進化の果てに現在の動物の身体があると考えれば、心臓は動くのが自然なのだ、と。
中学生の時、理科の授業でカエルの解剖をしました(1960年代半ば)。
前日用水路などでカエルを釣ってクラスの生徒ほとんど全員、カエルを学校に持って行ったのです。
中にはウシガエル(食用ガエル)を持ってきた女子生徒もいました。これには参った。
麻酔をかけて、お腹からメスを入れて各臓器を見て勉強したのですが、心臓はですね、心臓だけになっても拍動を止めることはありませんでした。何十年も昔のことなのですが、今でもしっかりと印象に残っています。
すごいんだ心臓は・・・・
それにしても、将来私が心臓を手術することになるのを予測して、記憶の引き出しに置いてくれたのだろうか?
心臓のすごさをわが身を犠牲にして教えてくれたカエルさんにも感謝しなければ。
たくさんの情報がネットで得られる便利な時代になりました。しかし最終的に納得して手術に臨むには、これで私は安心を得られたというものが必要だろうと思います。
それはもちろん人それぞれですが私の場合、最後に背中を押してくれたのはカエルの生命力だったのかもしれません。
初めてコメントさせていただきます。
サイト復活したのでお知らせなんですが、
ブログに関係ないコメントで申し訳ないです。
また色々お話しできるとうれしいです。
よろしくお願いします
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。
ほとんど半世紀も経ってから・・・・
他のことはきれいさっぱり忘れてしまってるんですが。
でも何かの時には思い出すかもしれませんね。
サイト復活おめでとうございます。
またお邪魔しますね。