豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

横浜を歩いてきた(2024年10月2日)

2024年10月03日 | 東京を歩く
 
 2024年10月2日(水)、午前11時すぎ、みなとみらい線元町・中華街駅に到着。
 家内の姪の娘さんと待ち合わせて、一緒に横浜を散歩する。本当は秋めいてきた街路樹を眺めながら横浜の日本大通り、馬車道あたりを歩く予定だったのだが、前日(10月1日)の涼しさとは一転して、朝から30℃近い暑さとなってしまった。しかし半年前から予定していたので、仕方ない。雨よりはずっとましである(と負け惜しみ)。

 ランチまで時間があるので、山下公園をぶらぶら歩く(下の写真)。日影がなくて暑い。
 本当は開港記念館、横浜税関庁舎(展示室)、神奈川県庁舎(展望台)あたりまで歩く予定だったが、暑いので中止。
 山下公園を出て、ホテル・ニューグランド脇を通って朝陽門から中華街に入り、そのまま11時半の営業開始とほぼ同時に重慶飯店本館に直行する。横浜中華街は頻繁に行くところではないので不案内なのだが、親の代から横浜に住んでいる友人のおすすめで、昔からいつも食事は「重慶飯店」か「四五六」(すごろ)で食べる(荷風なら飯す)ことにしている。美味しくて値段も手ごろである。
   

 13時前にランチを終えて、中華街を歩く。平日にもかかわらずそこそこの人出だったが、休日のようなごった返すほどの人混みではなかった。自粛が徹底したのか、以前のような客引きや甘栗の押売りはいなくなっていた。
 中華街を抜け、高速道の下を左折して、元町商店街を歩き、適当な交差点を右折して山手方面へ向かう。途中で道に迷ってかなり遠回りしたが、ようやくフェリス女学院前に出た。元町公園、外国人墓地を経由して、港の見える丘公園に至る。暑さでへたった。なんども「昨日だったら涼しくてよかったのに」と愚痴が出る。外国人墓地の前では大規模なマンション(?)の建設中。こうして山手の歴史的景観も少しずつ失われていく。

   

 しばし横浜港の風景を眺めるが、ここも日影がほとんどない(上の写真)。早々に退散することにして、フランス領事館跡を通り、ダラダラ坂を下り、元町・中華街駅に至り、元町通りのコメダ珈琲店に憩ふ(荷風のまね)。ようやく足を休ませることができる。
 エアコンが効いていて涼しいのも助かる。珈琲ゼリーにソフトクリームが乗ったやつを注文、何という名前だったか・・・。分量が多くて一人では食べきれなかった。
 午後4時すぎ、少し早いがラッシュで混雑する前の電車で帰りたいので、元町駅に戻る。幸い始発電車に座ることができ、帰宅の途に就く。向かい側の座席にはフェリスらしき女生徒が数人並んで座っていて、賢そうな顔をした子が文庫本を読んでいた(荷風は何で女学生を忌み嫌ったのだろう)。60年前のぼくもバスや電車の中ではいつも本を読んでいたが、こんな風に見えただろうか。
 家に戻ると、万歩計は1万5000歩をこえていた。足が疲れた。

 2024年10月3日 記
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする