チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

私の好きな道 香港 フラワーマーケット

2012年10月06日 06時12分44秒 | 香港

晴れ、25度、78%

 先日、日本の友人がチョコレートコスモスやフランスの紫陽花を使った素敵なフラワーアレンジの写真をアップしていました。そういえば、2年ほど前までは、週に一回。花市に行っていたのに、いつも車を泊めていたモンコックの球技場が改修工事に入りました。花市は、九龍サイドの、地下鉄太子駅の近くのある香港の花市です。もちろん、花市に行かなくても町中にはお花屋さんがあります。でも、一度ここで花を買い始めると、花屋で花が買えなくなってしまいます。お値段ではありません。新鮮です。小さな花屋は、ここから花を買っていきます。

 友人の花に誘われるように、半年ぶりに花市へ行きました。地下鉄に乗って、セントラルから6つ目の駅です。家人と一緒に出て来たので、あら?まだ、開いているお店が少ないようです。この、太子の付近には、15年ほど仕事で通っていました。だから、もう20年以上通い詰めた道です。トラックから降ろされる花の包みを横目に、車の駐車時間も気にしないでいいので、プラプラ。

  旧正月前には、必ず、この店で蘭を買います。お店を開けたばかりです。

  なんだか恥ずかしくなるような、香港的なブーケ。いつもこれを見ると唸って仕舞います。

 春に来た時には、まだ元気だった花市のボス犬、いくら探しても姿が見えません。10歳以上だったはずです。その代わり、 若い犬が、ボスがいつも寝ていた場所にいました。初めまして。

  こちらは、数年前から箱入り娘のように大事にされています。お久しぶり。

 この花市に隣接して、バードガーデンがあります。お店が開くまで、ちょっと行ってみましょう。 入り口の脇は、背の高い銀木犀が植わっています。もうすぐ、いい香りが漂い始めます。 素敵な鳥かごに入った、声のきれいな鳥たち。年配の男性は、この鳥かごを手に、朝、飲茶に行く姿を、以前はよく目にしました。その風景は、のんびりとしていいものでした。もちろん、啼き競争もします。タクシーの運転手さんで、鳥が好きな人、車に乗せていることもありましたね。不思議な事に、この鳥かごを持って歩いているのは、皆おじさん。女性が持っているのを見たことがありません。ここ、バードガーデンも、皆おじさんばっかり。 この鳥かごを、日本帰国が決まった人たちは、記念に買って帰るのが、一時流行りました。結構いいお値段です。バードガーデンから下を見ると、 花市、お店が開き始めました。ここは、切り花だけでなく、植木も扱っています。そして、これまた、ほかのものと同じく世界中から花が入ってきます。中国、昆明が今は主流ですが、台湾、タイ、ニュージーランド、オーストラリア、オランダ、南アフリカなどから花が空輸されています。

  しばらく来ていないのに、お店の人たち覚えていてくれました。入れ替わりの激しい香港ですが、ここ花市、5,6軒の老舗は、全く変わっていません。花や木の香りを一杯吸って、鳥たちの声を聞いて、とても満足です。球技場の工事は終わり、新しくなった駐車場がオープンしていました。今日は、また地下鉄で香港サイドに戻ります。欲しい花は一杯あったけど、今日の私のお買い物、 フランスからのハーブの種が3種類入ったこちらと、 オーストラリアからの紫のボロニア、薄いピンクのリュウカデンドロ。友人が生けていた、チョコレートコスモスが欲しかったのに、考えてみれば、香港で、コスモスを見かけたことがありません。また、花市通いが復活しそうです。

 

 

コメント
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