晴れ、24度、79%
国慶節を祝うようになって、香港15年目を迎えます。それまでは、年一回、旧正月の2日目にしか上げられなかった花火が、年2回になりました。
花火があがる場所は、観光も考えて、昔から、香港島と九龍半島との間、ビクトリア湾のワンチャイ沖です。両岸、長高層ビルが建っています。火災の心配もある花火です。
昼過ぎになると、花火をあげる船が沖合に停泊するのが、我が家から見られます。しばらくすると、ヘリコプターがその上空を飛びます。きっと位置の確認でしょう。
夜の9時から始まる花火。両岸の、チムサッチョイ、ワンチャイ、トンローワンは車の交通規制があります。それでなくても人出の多い辺りです。空なんか見上げて歩いていて、車に衝突なんてあり得ます。とにかくものすごい人の数ですから。
我が家から見える花火は、年々小さくなりました。高いビルが次々に建って行きます。ビクトリア湾も、花火も小さくなってしまいました。
私の写真技術が下手なので、 旧正月の花火の写真をアップしていると、ある方がどこかの工場爆発かと、心配してくださいました。我が家から見るので、どうしても手前のビルが写ってしまいます。
花火は空を仰いでみるものなのに、我が家から見る時は、やや下に見ています。妙な感覚です。時として、花火の音と空の明るさに、吠えるモモさん。昨晩は、おとなしくしていました。香港で、一番きれいに花火を見るには?と聞かれると、テレビよ。とお応えしています。