曇、8度、77%
最中を餡と皮に分けて売るのを考えた人は皮が湿っぽくなるのが嫌いだったのだと思います。「最中」の皮のパリッと保つために皮と餡を別に売り始めたのでしょう。
「あんぽーね」という自分で作る最中をいただきました。中の餡は「粒あん」と「マスカルポーネ」です。 餡子と乳製品の相性は抜群、クリームチーズでなく「マスカルポーネ」を使うところがこの「あんぽーね」の妙味。 好き勝手に2つの案を詰めました。蓋をして二口で食べれる大きさがいい。皮にこだわりがあるらしくパリッとしています。
自分で作る最中は餡の量などで味が変わります。一概に美味しいとか美味しくないとか評せません。だって私は粒あん無しの「マスカルポーネ」だけを入れて2つ目は食べました。これがなかなか美味しい。こうして色々に楽しめるの自由があります。
餡が最初から入っている「最中」は餡の量、時間が経っても皮がへたらない工夫と一つの出来上がったお菓子としていただきます。自分で作る「最中」はよそのお宅のもてなしで出されるとすぐに口に入れられないもどかしさや手元の煩わしさがあります。家族で餡の取り合いをして作るのがいいですね。「あんぽーね」はまだ他にも「チョコレート餡」や「栗餡」があるそうです。皮が口に張り付くこともなく「マスカルポーネ」がひと味アクセントな「あんぽーね」でした。おごちそうさま。