
曇、9度、68%
桜桜と花を待ったのも束の間、今週末には散り始めるそうです。上ばかり見てはいられません。花壇のチューリップもそろそろ散り始めます。花の季節は短い。
今年の我が家のチューリップは2種類、と言うと豪勢に聞こえますが、実は昨年のチューリップの球根を掘り起こさずに埋めたままでした。面倒くさかったからです。昨年の秋には植えっぱなしのチューリップの横に新しい球根を入れました。「古いのは寒さで腐るかも。」と思っていました。
今年と昨年では球根の種類が違いました。年明け早々から太いチューリップの芽が出始めました。位置からして昨年植えた方です。やっぱり一昨年のは地中で枯れたと思っていると、細い葉っぱが2月になると出て来ました。今年のチューリップ畑の私の構想は、トーンの落ちた赤いチューリップの足元に丈の低い「ノースポール」の白い花と思っていました。異種類の花の紅白です。ところがヒョロヒョロと一昨年のチューリップが登場しました。まず咲き始めたのは新しい方の大きなチューリップでした。次に古いチューリップ、 赤い大きなチューリップの前列にひょこひょこ顔をのぞかせます。
でもいい色です。
もう一つ、大きな誤算がありました。「ノースポーリ」はチューリップの足元のはずが、一冬で大きく成長して丈がチューリップと同じ位になりました。「こんなはずじゃなかった。」普通「ノースポール」はこんなに丈が出ない植物です。狭いところに、チューリップ2種類と徒長した「ノースポール」がひしめいています。
自分の想定とは違った展開になりました。「でも綺麗だわ。」相手は生き物です。私の思うようにはいきません。今日には大きなチューロップが一つ二つ散ります。急いで写真に収めました。
チューリップは球根を太らせるために、花が落ちても葉が枯れ切るまで庭に置きます。あまり綺麗な状態ではありません。今年は「ノースポール」がその見苦しさをカバーしてくれる予定です。
今年はこのチューリップを帰国した主人に見せることができました。さて来年はどんなチューリップを植えようかな?
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