
晴、12度、81%
今年は「柿」の生り年だと聞きます。りんごと違って生の「柿」はほんのこの時期にしかお目にかかりません。高い木にオレンジ色の「柿」を見つけると子供の頃読んだ「さるかに合戦」を思いだします。「柿」の実を投げつけられたらかには潰れたのじゃないかな?などとうろ覚えのあらすじを辿ります。なぜか「柿」を見つけるのはカラスが鳴く夕方の散歩の時です。
先日ご近所のお婆さんから庭なりの柿で作った「干し柿」を頂戴しました。数個残しておきました。うっすらと粉が吹き始めています。糖分の白い粉です。おいしさが増しますが固くなるのも粉が吹き始めてからです。固くなる前に「スモークサーモン」と合わせでワインのお供を作りました。コロコロに切った「干し柿」のサラダ仕立てでもよし、くるりと巻いてもよし。庭のルッコラの抜き菜と細長く切った「干し柿」を「スモークサーモン「」で巻きました。柿の甘さと「スモークサーモン」の塩気が程よく、ルッコラの苦味はアクセントです。ワインは白でも赤でもいけます。「生ハム」だと塩気が強すぎる気がします。「スモークサーモン」の色でが明るい一皿になりました。
「柿」は肉類に添えるとソース代わりになります。「ローストポーク」やチキンのソテーに生の柿を一切れ添えるだけで「あれっ!」と思う味に驚くはずです。短い「柿」の季節を楽しみます。
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