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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

大晦日のローストポーク 元旦のブリのお雑煮

2020年01月03日 | 日々のこと

曇、7度、76%

 一人の食卓でもお祝い事の時はそれなりに準備します。大晦日は400グラムほどのポークの塊をローストしました。 背の脂がみっしりと付いています。格子を入れて丁子を刺して薄く蜂蜜を塗りました。一緒にローストするのはまだ青い小さなイチジクです。 すっかり葉っぱを落としたイチジクの木には熟れ切らない実が残っていました。生のままではえぐみがありそうで試しにローストすることにしました。一人分のローストポークは時間もかからず焼き上がります。中は肉汁が詰まっていい焼き加減です。蜂蜜と丁子の香りが食欲をそそります。さてイチジク、恐る恐るナイフを入れました。中は空洞、 まだあの種ができる前です。かぶりつくと皮の下の実がお芋のよう、皮はパリパリにポークの脂を吸って、ちょっとした焼き芋のようです。えぐみもありません。なんだか得をしたような青いイチジクでした。流石にこの6つのイチジクとポークだけで大晦日はお腹がいっぱいになりました。

 今年も主人が帰宅する中国の旧正月におせちを作ります。お雑煮だけは朝一番にいただきました。 友人がつきたてのお餅を年末に送ってくださいます。もう3年続けてのことです。つまり私は帰国してお正月のためにお餅の用意をしたことがありません。送られてくるお餅はまだ柔らかく、荷物を解くとかじってしまうほどです。今年はブリでお出汁をとった白味噌仕立てにしました。「我が家のお雑煮」と呼べるようなものがないので、その年その年、気の向いたお雑煮を作ります。ブリは軽く焼き目を入れます。丸餅もこんがりと焼きました。 お椀の底にはお餅が沈んでいます。庭の九条ネギを結んで青味にしました。湯気の向こうには香ばしさの混じるいい香りです。今年一年健康であるための年の初めの食べ物です。

 毎日毎日の食事は体を整えることも大事ですが、季節季節の小さな楽しみでもあります。

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