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晴、20度、86%
ダイレクトメールの束の中から葉書が一枚落ちました。若い友人からの便りでした。「郵便局で可愛い葉書を見つけたのでママに手紙をと思って。」と書かれています。「ママ」とは私のことです。だって親子ほども年が離れています。
香港にいる頃は「ミッフィー」の切手をたくさん貼ってよく手紙をくれました。その切手を集めて私は額に入れていたほどです。彼女の結婚、子育てと疎遠になっていた10年ほど、下のお子さんも小学生になりひと段落したからでしょう。昨年、急に連絡を受けました。ずっと気になっていたのはお互いだったようです。
私を思い出してメールをくれる友人もいます。毎日欠かさずブログにコメントをくれる友人もいます。そんな友人たちから毎日温かなものを受け取って一日の「糧」とします。体に溜め込む「糧」ではなく「心の糧」です。言葉を交わさなくても、小さな葉書からいっぱいの気持ちが流れて来ます。「ありがとう」と大事に受け止めます。
葉書をもらった夕方、ココと散歩に出ました。雨上がりの夕方の空気に微かにいい香りです。「金木犀!」辺りを見ました。大きな「金木犀」の木にまだ色付かない花がちらほら見えています。大きくこの香りを吸い込みました。心にもらった「糧」が金木犀の香りで膨らんだ気がしました。
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