雨、19度、93%
海外旅行でホテルの歯磨き粉を使うと「あれっ?」っと思われることがあると思います。日頃使い慣れている日本の歯磨き粉とは香りもクリームの固さも違います。使い終わった後のスースー感もお国柄があるように思います。香港に30年住んで帰国する頃には日本の歯磨き粉の匂いや優しさに焦がれていました。
先日帰宅した主人が「ラベンダーの歯磨き粉」を私の土産にしてくれました。ルーマニア製です。そういえば香港にいた頃にはニュージーランドから入ってくるこうしたハーブの歯磨き粉をよく買いました。香港島の繁華街でなく白人が多く住む離島の船着き場の雑貨屋で買いました。すごく高かったけど、ほっとする使い心地だった記憶があります。一時期、香港に隣接する中国深圳に行くと、竹の成分で作られた歯磨き粉を必ず買って帰った記憶もあります。主人はタイのハーバルな歯磨き粉もお好みです。
「ラベンダーの歯磨き粉」、もちろんラベンダーの香りが優しく、ちょっとざらっとした感覚のペーストです。昔の粉状の歯磨き粉の感覚です。ミントが入っていないのでスースーはしません。歯を磨き終わって鏡を見るとニッコリしたくなるそんな「ラベンダーの歯磨き粉」です。
主人が香港地元の歯磨き粉を自分用に買って来ました。 パッケージは新しくなっていますが、歯を磨く主人の横にいると懐かしい匂いです。そこで拝借。スースー感満喫、磨き終わると口の中がすっきりと目が覚めたような感じです。インパクトの強い歯磨き粉、日本の歯磨き粉とは違いかなり刺激的です。「いいなぁ。この感覚!」
歯磨き粉に限らず、シャンプーや洗濯洗剤、台所洗剤も、お国によって違いがあります。おしなべて日本のものは優しい香りがします。その優しさが懐かしく帰国してこの6年、日本製ばかり使って来ました。主人がお土産にしてくれた「ラベンダーの歯磨き粉」で目が覚めました。その国その国の洗剤、「あれっ?」と思う驚きや「まっぴら!」と思うこともありますが、そんなものを使う楽しみを思い出しました。
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