曇、21度、88%
香港から帰宅中の主人は何10年ぶりかに日本の梅雨を経験しています。香港にも梅雨はあります。気温も高く不快なシーズンです。日本の梅雨のイメージは細かい雨の降り続く様子を思うのですが、最近では大雨を伴います。一昨日の晩も大量の雨が降りました。大喜びなのは「紫陽花」でしょう。
暗く古い日本家屋は雨とともに家の持つ匂いが家の隅に溜まります。気が滅入らないようにすっきりとしたテーブルクロスを選びました。 白地に赤い実を啄む青い鳥、メリハリがあるクロスは空気の重さを払ってくれます。外が雨の時でも、 このくらいまで明るさを呼び込みます。クロス一つのマジックです。
庭には青梅がポトポト、熟し梅まで落ち始めました。 今年は梅が少ない上に「梅仕事」をしないと決めています。落ちるに任せる青梅です。「青梅に雀」のお軸が水無月の定番になりました。 梅の木のある庭と薔薇が咲く庭とでは向きが違います。主人が「庭によってやって来る鳥が違うね。」と呟いていました。梅のあるにはにはいつも「雀」がたくさんです。
「モモのカレンダー」は10歳の時のモモです。椅子から食卓の上に上がりテーブルの上の物を抱え込んで寝る姿は日常でした。新聞の上の放り出してあった洗濯物をお腹の下に入れてます。懐かしい光景です。
庭は薔薇が終わりました。雨が一旦上がったその合間に花がらを切り落としました。久しぶりに植え付けたジャガイモが病気にやられました。青野菜の新芽が一晩で丸裸、おそらくナメクジの仕業です。こんなに早い梅雨入りとは知らず、早めにラベンダーなどの切り戻しを済ませておいて一安心。大雨の災害が起きないようにと願いながら、カレンダーの「1」を見つめています。「1」は美しい。
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