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晴、19℃、71%
7年前帰国する時から「固定電話」は申し込まないつもりでした。ところがクッレジットカードの銀行の審査には「固定電話番号」が必要でした。仕方なく、スマホの新規契約時に家のWi-Fiなどすべて一つのプランで申し込みました。電気店で子機がついた電話機を買いました。
取り付けてすぐにクレジットカードを申し込んだ銀行から電話がありました。以来7年、私からこの電話で外線に発信したことは一度もありません。受けたのは数回、発信者不明の時は受話器を取りませんでした。つまりほとんど使用しない無用の「固定電話」でした。契約停止を通信会社に伝えました。工事が必要かと思いましたが、私がルーターを繋ぐ線を外すだけですべて終了しました。
「電話機」のない家になりました。子供の頃の「黒電話」を思い出します。重い受話器、ダイヤルも重たかった。軽い素材の「黒電話」から個人で選ぶカラフルなプッシュ式電話機、発信者などの表示がある電話機へと移行しました。重たかった「黒電話」が懐かしい。今の電話機の線を外す時、何の感情もわかなかったのは不思議です。それほど必要性のない「固定電話」でした。
電話台は香港島ハリウッドロードで求めたインドネシアの「マホガニー」製です。端正な作りの電話台がさみしくなりました。 「固定電話」の代わりに蝋燭を置きました。
これからの通信、まだ進化するのでしょう。この30年ほどで通信そのものが大きく変わったことを改めて感じます。
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