小雨、19度、84%
一年を通して落ち葉があります。落ち葉掃除は、葉の形や硬さでさっと掃除が終わる落ち葉もあれば、いくらやってもどこかに残る落ち葉があります。庭に大きな「まきの木」があります。幹は私が手を回せないほど太く、高いところにどっさりと葉をつけています。葉は硬く細長い形です。今の時期から葉が全部入れ替わるまで3か月ほど葉は落ち続けます。これが一番頭の痛い落ち葉です。
座敷の縁側に向かって立っている「まきの木」の落ち葉は地面に落ちても掃除がし辛いのに雨戸や窓ガラスのサッシの溝に落ちると取り除くのに一仕事です。 ハンディな掃除機をかけても硬さとと形からうまく吸い上げてくれません。手でとってもいいのですがこれがまた厄介です。そこで登場するのが、小型の「箒」、シュロ箒です。 土汚れも「まきの木」の落ち葉と一緒にうまく取り除きます。この「まきの木」は葉だけでなく、花粉も花殻も落とします。その夥しいこと、白い花粉は雨にでもあたれば固まるので、せっせとこの小さな「箒」で払います。
デッキは板張り、板と板の隙間に飛んで来た「まきの木」の落ち葉は挟まると、ハンディな掃除機では太刀打ちできません。そして一年を通してココの毛がたくさん挟まっています。ココの毛は掃除機でも吸い出せますが、時間がかかります。ところが、「箒」ですと、ひと掃きふた掃きあっという間に終わります。長柄の「和箒」が活躍してくれます。
この家に帰って来て「箒」とは縁が切れない生活が始まりました。掃除機だけで済ませることができたマンション暮らしは楽でした。庭用の「箒」はいく種類も用意して、一年に一度新調します。消耗品です。
母は自分が掃除はしないのに私やお手伝いさんに厳しく掃除の仕方を教えました。「箒は先を使うもの。」と度々言われたことを最近になって実感します。先を軽やかに使うのが「箒」掃除です。そして「箒」のこの大事な先を整えるために「箒」はぶら下げて収納します。家用の「箒」も7年経って先が擦れて来ました。そろそろ新しいものを買う時期が来ています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます