彼岸花
2024年10月02日 | 花
雨、21度、85%
庭の「彼岸花」がやっと咲きました。例年より半月遅れです。庭には筑後から頂いた白の「彼岸花」と黄色の「彼岸花」があります。どちらも赤い「彼岸花」より遅く咲きます。今年は待ちました。
お彼岸で山の墓地へ墓参りに行くと、毎年田んぼの畦道に赤い「彼岸花」が群れるように咲く景色が見られました。帰国したばかりの頃はその景色は子供の頃の記憶を呼びました。日本らしい秋の景色です。ところが今年は畦道に咲く「彼岸花」はポツポツ。目を疑いました。「稲穂」も例年なら黄金色ですがまだ葉が青みを帯びていました。今年の夏は暑さが異常でした。残暑も厳しく朝晩の気温が30度を下らない日も多くありました。植物が影響を受けないはずがありません。その上福岡は雨が少なく、立ち枯れの木や丈夫が売り物の「イワダレソウ」まで干からびていました。今年の春、「クリスマスローズ」が咲き終わった頃です。「クリスマスローズ」の育て方、管理の仕方は従来通りではいけないと、園芸雑誌の見出しにみました。「クリスマスローズ」は夏でも水遣りが少なくて丈夫な植物でした。ところが、この夏は用心して簾で日影を作っていたにもかかわらず、3株ダメにしてしまいました。おそらく暑さからでしょう。
この十日ほど朝は過ごし良い気温になりました。それに敏感に反応してくれたのが庭の「彼岸花」でした。 今日からしばらく雨が降り気温がグッと下がると予報が出ています。草木や人間も涼しさがのありがたさを感じると思います。黄色の「彼岸花」は花芽が地上に見え始めました。雨と気温が下がることで一気に咲いてくれるはずです。白い「彼岸花」が薄いオレンジ色を帯びて咲いています。花付きが大きくなりました。「お待たせしました。」と言っているようです。
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