気ままに

大船での気ままな生活日誌

箱根美術館 苔と古陶磁と

2009-08-03 09:32:41 | Weblog
強羅公園にほど近い、箱根美術館にも寄ってきました。去年の5月に、初めて訪れ、すばらしい苔庭に感動したものでした。今回も、もちろん、この苔庭がお目当てでした。

苔と小道


苔と茶室の光悦垣


苔と岩がらみ。 まだ花が少し残っていました。花盛りのころみたいです。


苔と山百合。 山百合も多くは花を摘まれていました。最盛期は見事だったと思います。


でも、ここの一番の売りは紅葉だそうです。一度、ぜひ晩秋に訪れたいと思っています。ぼくも、もみじマーク世代になりつつありますが、若葉より深緑より、なによりも紅葉が一番うつくしいと思っています。車の、もみじマークもとても素敵です、どうか消さないでね(笑)。

箱根美術館の展示品も良かったですよ。ここは熱海のMOA美術館の弟分で、日本の古陶磁を中心に展示しています。重要文化財の埴輪をはじめ、縄文、弥生土器、そして中世の窯からの出土品、常滑、渥美、丹波、信楽等です。ぼくは、平安時代、尾張南部に1,000基も窯跡があったという、”猿投窯(さなげよう)”の、灰釉の小品にひかれました。

色ものもありましたよ。色絵桃花文皿(重文)等の鍋島や色絵唐子遊文大平鉢等の伊万里も。乾山のも錆絵ではなく”色絵”ものの水差し等が、ふたつ展示されていました。渋いのもいいけど、色っぽいのも最近好きになりました(汗)。


苔庭が、色っぽくなる晩秋に、ぜひ再訪したいものだと思っています。
コメント
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