三井記念美術館で”夢と追憶の江戸”と題した浮世絵展が開催されているので出かけてきた。慶応の経済学者、高橋誠一郎さんのコレクションだという。財界人の浮世絵コレクターはよく聞くが、学者でもたまにはいるのだ。お給料だけでは、そんな余裕がないはずだから、きっと、お金持ちの家に生まれたのだろう、と推測した(笑)。
第一展示室のトップは、菱川師宣の”衝立のかげ”だった。12枚そろいのセットで、これはその巻頭部だそうだ。若い男女の愛の交歓というシリーズで、その先が観たいが、18禁の場面ばかりで、公開できないのだろう(爆)。あの生真面目そうな高橋教授が、うふふと観賞している姿を、思い浮かべたら、ぼくもうふふ、になってしまった。ただ、男をもう少し男らしく描いてほしかった、これでは同性愛と思われてしまうだろう(爆)。
鳥居清長の”色競艶婦姿 床入前”もうふふ、と観た。これも後篇があって、”競艶婦姿 朝帰り”となる。中期か後期展示で観られるのだろうか。
そして鈴木春信の”風俗四季哥仙 二月 水辺梅”。梅の枝を折ってはいけませんよ、と叱りたくなるような絵だった(笑)。このあと少年は転げ落ちて、少女にかかえられて、そのあとは、うふふ、ではないだろうか。後篇”水辺梅転倒 灯篭のかげ”をつくってほしかった。いろいろ想像させてくれる絵は楽しいノダ。
そして、写楽の役者絵。ぼくが結構、現代の、山藤章二等の似顔絵も好きだから(ついでながらコロッケの物まねも大好き)、写楽の役者の似顔絵も好きだ。前期展示では、”三世市川高麗蔵の志賀大七”が見栄をきっている。
歌麿も、この”高島おひさ”のほか”三越おちた”等(うそどす)、いくつも展示されている。美人画では、やっぱり、歌麿が好き。きみまろも好きだけど(汗)中高年よ いつまでもあると思うな(歌麿美人のような)ハリとツヤ、また言ちゃった(爆)。
でも、やっぱり、浮世絵の中では、北斎や広重の風景画が一番、好き。青色を基調にした風景画の前にくると、ほっとした気持ちになる。とくに、北斎の富嶽三十六景はサイコウ。今回もいくつも展示されていて、うれしさいっぱい、空いっぱいだった。
頂上の空は晴れているのに、中腹は雲で覆われて、下界では雷が。富士は高いな大きいな、が、よくわかる名作。”山下白雨”
河口湖に写る逆さ富士。よくみると、湖の富士には雪が積もっている、影も反対だ、ちゃめっけ、いっぱい、湖(うみ)いっぱい。”甲州三坂水面”
そして、トリはわが地元の富士。”相州七里浜”
紹介しなかったが、広重の”東海道五十三次”も、良かった。
これでは、全とっかえする、中期、後期展示も行ってしまうだろうな。
第一展示室のトップは、菱川師宣の”衝立のかげ”だった。12枚そろいのセットで、これはその巻頭部だそうだ。若い男女の愛の交歓というシリーズで、その先が観たいが、18禁の場面ばかりで、公開できないのだろう(爆)。あの生真面目そうな高橋教授が、うふふと観賞している姿を、思い浮かべたら、ぼくもうふふ、になってしまった。ただ、男をもう少し男らしく描いてほしかった、これでは同性愛と思われてしまうだろう(爆)。
鳥居清長の”色競艶婦姿 床入前”もうふふ、と観た。これも後篇があって、”競艶婦姿 朝帰り”となる。中期か後期展示で観られるのだろうか。
そして鈴木春信の”風俗四季哥仙 二月 水辺梅”。梅の枝を折ってはいけませんよ、と叱りたくなるような絵だった(笑)。このあと少年は転げ落ちて、少女にかかえられて、そのあとは、うふふ、ではないだろうか。後篇”水辺梅転倒 灯篭のかげ”をつくってほしかった。いろいろ想像させてくれる絵は楽しいノダ。
そして、写楽の役者絵。ぼくが結構、現代の、山藤章二等の似顔絵も好きだから(ついでながらコロッケの物まねも大好き)、写楽の役者の似顔絵も好きだ。前期展示では、”三世市川高麗蔵の志賀大七”が見栄をきっている。
歌麿も、この”高島おひさ”のほか”三越おちた”等(うそどす)、いくつも展示されている。美人画では、やっぱり、歌麿が好き。きみまろも好きだけど(汗)中高年よ いつまでもあると思うな(歌麿美人のような)ハリとツヤ、また言ちゃった(爆)。
でも、やっぱり、浮世絵の中では、北斎や広重の風景画が一番、好き。青色を基調にした風景画の前にくると、ほっとした気持ちになる。とくに、北斎の富嶽三十六景はサイコウ。今回もいくつも展示されていて、うれしさいっぱい、空いっぱいだった。
頂上の空は晴れているのに、中腹は雲で覆われて、下界では雷が。富士は高いな大きいな、が、よくわかる名作。”山下白雨”
河口湖に写る逆さ富士。よくみると、湖の富士には雪が積もっている、影も反対だ、ちゃめっけ、いっぱい、湖(うみ)いっぱい。”甲州三坂水面”
そして、トリはわが地元の富士。”相州七里浜”
紹介しなかったが、広重の”東海道五十三次”も、良かった。
これでは、全とっかえする、中期、後期展示も行ってしまうだろうな。