気ままに

大船での気ままな生活日誌

築地市場のお祭り

2009-10-11 10:36:00 | Weblog
都バスで銀座方面に向かっているとき、築地のあたりがずいぶん賑わっているのに気付き、近くのバス停で降りた。築地市場で”魚の日祭り”をやっていたのだ。内田百聞センセイの阿房(あほう)列車でなくても、無目的の阿房バスも、結構、たのしい出来事に遭遇するのだ(汗)。

築地には何度か、寿司を食べに行ったことがあるが、あまりじっくり市場内を観察したことはなかった。今回、すべて解放されていた、場内、場外市場、隈なく回ることができたので、ご報告したい。

すごい賑わいであった。大船仲通り商店街やアメ横のような人出であった。まず、場外市場に入ったが、ここがまた、横浜の中華街のようで、中山路とか香港路のような小路がいくつもあって、そこに小さな鮨屋さんやら定食屋さんやら、魚屋さんなどが密集しているのだ。ぼく好みの、商店街なのだ。

こんなふうに。

午後2時半頃だというのに、行列の鮨屋があったので、後学のために撮っておいた。今回は昼飯をとったあとだったので、後述する、百円の卵焼きの串さししか食べなかった。




有名な卵焼き屋さんもみつけた。繁盛していた。

この方のご実家である。

ぼくは向かいの卵焼き屋さんで百円の卵焼きを買った。ぼくは卵焼きの味の良しあしはわからない。普通においしかった。百聞センセイが飼っていたノラ(猫)は卵焼きが大好物だったらしい。食べさせてあげたかった。


場内飲食街では、意外にも吉野家とか洋食屋さんなどが(鮨屋さんもあったが)主流であった。これは魚商売している、むしろ魚はもうたくさんという人のためなのだろうと推測した。ちなみに、ここは吉野家の”発祥地”らしい。まぐろ丼でなくて、牛丼というのが面白い。

場内市場の中で、いろいろ、催しものがあった。魚好きな、ぼくは、いろいろ試食をしながら見物した。今月、能登の方にも遊びに行く予定なので、七尾の魚をみたり

和歌山ではタチウオが日本一なんだとか

京都の祇園祭のとき食べた、ハモの正体をみたり

とても満足した午後だった。築地市場移転反対と、心の中で叫んだら、場外市場は残るらしい。少し安心した。

”おれの歯の黒いうちは移転させない”と築地鎮座”波徐稲荷神社”の、お歯黒獅子が言っていましたので、きっと移転できないでしょう。この日、この神社は御初穂祭でした。

コメント
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