気ままに

大船での気ままな生活日誌

お墓参り

2013-03-22 20:31:12 | Weblog
お彼岸のお中日にお墓参りする予定だったが、その日は、叔父の葬儀があって、今日に変更となった。いつも、春彼岸のお墓参りで楽しみにしているのは、お寺さんのつつじの植え込みから顔を出す、バイモ(貝母)の花だ。今年も、変わりなく、たくさんの花をつけて迎えてくれた。加えて、いつもなら、まだ蕾のはずの桜の花が満開になっていた。彼岸桜なら、話はわかるが、ソメイヨシノが満開になるなんて、ここ10年ほどなかったことだ。

バイモ




サクラ


大いちょうの下のお地蔵さん


さて、お墓参りというと、驚いたことがある。先日の九州旅行でバスガイドさんに聞いたことだが、鹿児島の家族は、毎日、お墓参りをして、そのたびに、新しいお花を供えるのだそうだ。ほら、ごらんなさい、とガイドさんが指さす方向に、墓地がある。その日は、お彼岸でもない普通の日だったのにもかかわらず、どのお墓にも、(まるでお彼岸のように)、生き生きした花が供えられてあるのだ。そのせいか、切り花の消費量、日本一は鹿児島県なのだそうだ。

さて、薩摩といえば西郷どん。西南戦争で敗走し、晋どん、もうここらでよかと、別府晋介の介錯の太刀が振り下ろされたのは、(僕らが昼食をとった)城山観光ホテル方面に進む坂の途中。西郷どんの終焉の地。最後のすみかとなった城山洞窟もバスの車窓から見学。西郷どんの銅像は鹿児島美術館近くにあり、ここでは軍服姿。

西郷どんの銅像(鹿児島)ちょうどアオサギが止まっていた。


城山洞窟


今日は、上野の西郷どんにも会ってきました。


お昼は、鹿児島から国道3号、2号、1号と(お店の名前の由来;いちにいさん)、花のお江戸に駆け上がり商いをはじめた、有楽町の黒豚のお店でカツ丼を頂いたでごわす。おいちかったでごわす。ビールも(汗)


花は霧島 たばこは国分 燃えてあがるは オハラハー 桜島


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二宮、吾妻山の春景色

2013-03-22 06:15:25 | Weblog
朝、久しぶりに富士山がきれいにみえたもんだから、そして桜が見頃になっていたもんだから、富士山と桜のツーショットを撮りたいと思った。思いついたのは、この冬(1月下旬)、菜の花と富士山を上下並べて撮った吾妻山のこと。そうだ、あそこには、山の斜面の菜の花の向こうにたくさんの桜が植えられていたはず、富士山をバックにして。それで、出掛けた。東海道線の車窓からは、中腹に雲がかかり始めていたが、富士山は依然として、美しい姿をみせていてくれた。

さて、吾妻山ではどうだったか。結論を先に言うと、頂上に辿りついたときは、富士山はすっぽり雲に隠れてしまっていたノダ。(ガーン)それに、斜面の桜がもうひとつだった。三分咲きくらい。大船より、1,2日遅い感じ。1時間も待てば、雲は晴れてくれるかもしれないが、桜は一気に開くのは無理。結局、雲はそのままで、お目当ての富士山と桜のツーショットは、ちょっと、お預けということに相成ってしもうた。

でもでもでもね、頂上に辿りつくまでに、おおっ、もう、おまえもかというような、春の花の景色に大満足。枝垂れ桜、ヤマザクラ、こぶしの花は満開だったし、ミツバツツジ、レンギョウ、タンポポも盛り、その上、菜の花だって、まだまだ捨てたものではなかった。それに、木々の芽吹きも始まっていて、春爛漫といってもおかしくないほどの景色だった。

では、その吾妻山の春景色をご覧いただきます。

昇り口に輝く枝垂れ桜


レンギョウの輝き


タンポポも


ヤマザクラも


コブシも


早くも、ミツバツツジが 背景は相模湾です


イヌシデの雄花も


頂上。富士山はみえなかったが。菜の花と桜はまあまあ。


桜と菜の花






桜とレンギョウ




湘南の海と桜


吾妻山の素晴らしい春景色だった。

そのあと、大磯まで出て、鴫立庵まで行ってきた。白洲正子のお祖父さんがその近くに住んでいて子供の頃、よく遊びに行って、鴫立庵は遊び場だったらしい。自分がその後”西行”を書くなんて思いもしなかった、とその著書に書いている。この鴫立庵には、法虎堂というお堂があって、その中には、虎御前の木像が祀ってあることはあまり知られていない。有髪僧体の19歳のときの姿である。堂も木像も元禄時代に新吉原から寄進されたもの。そのままの形で残っている。これは記事にした覚えがないので、ついでながら、記録しておこうと思う。

法虎堂


虎御前


鴫立つ沢の脇の大けやき。芽吹きがはじまっていた。今年も元気だ。

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