気ままに

大船での気ままな生活日誌

大相撲春場所の予想はどうだったか

2013-03-25 10:35:02 | Weblog
さて、恒例のぼくの相撲予想結果の総括をしたいと思います。

今場所の予想のポイントは、1)稀勢の里の優勝はない、10勝程度、2)日馬富士の連続優勝はない、大負けする、3)白鵬の長期低落傾向はつづき、優勝はない、せいぜい11勝、4)地元大阪出身、豪栄道が躍進、12勝で初優勝、5)把瑠都は復活する、10勝。6)高安、勝ち越し三役へ、だった。

さて、その結果は、予想を裏切って、白鵬が、双葉山、大鵬の全勝優勝回数を抜く、歴代単独最多となる9度目の全勝優勝を果たしてしまった。予想はずれだが、おめでとうございますといいたい。たいしたもんですね。でも、長期低落傾向はつづいています。初日に落としていたらどうなったかわからなかった。一方、予想通り、日馬富士の転落。全勝のあとは9勝、というへんなジンクスが出来てしまった。それはそれで面白い。来場所は、全勝だ!

さて、稀勢の里。大関昇進後、ぼくの予想では毎回、初優勝としてきたが、いつも期待はずれに終わってきた。で、今場所は、気を楽にとってもらおうと、優勝候補からはずしみた。もちろん本心は初優勝を願っていた。と、ところが、それが逆効果に出てしまった。本当に気楽な気持ちになってしまったらしく、中日で、早くも4敗。すっかり春場所をつまらなくしてしまった。後半はまあま頑張って、10番まで勝ってくれ、予想通りとなったが、ぼくとしては大不満。把瑠都、栃煌山など苦手力士が多すぎる。これでは、毎場所10勝という並みの大関で終わってしまう。

把瑠都は復活の気配、豪栄道、栃煌山、高安も長期上昇傾向。今後が楽しみだ。

では、ぼくの予想結果は。意外と良かったんですよ。勝ち越しました。

・・・・・
成績:左側が予想勝敗数;右側が実際の勝敗数。○●がぼくの勝敗(±1まで○とする)

豪栄道12勝3敗/10勝5敗●、白鵬11勝4敗/15勝0敗●;日馬富士10勝5敗/9勝6敗○;稀勢の里10勝5敗/10勝5敗○;把瑠都10勝5敗/9勝6敗○、高安10勝5敗/5勝10敗●、鶴竜9勝6敗/8勝7敗○;琴欧洲8勝7敗/途中休場△;妙義龍8勝7敗/8勝7敗○;琴奨菊7勝8敗/8勝7敗○;栃煌山6勝9敗/10勝5敗●;安美錦6勝9敗/7勝8敗○;勢4勝11敗/4勝11敗○;時天空3勝12敗/5勝10敗●;千代大龍3勝12敗、途中休場△

結果は、8勝5敗2分でした。久しぶりの勝ち越し。えへんえへん。

今場所一の稀勢の里。14日目、日馬富士を破る


白鵬対日馬富士 千秋楽 熱戦だった。


全勝優勝 白鵬 文句なし
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かまくら海棠 三羽烏

2013-03-25 09:30:45 | Weblog
世間では満開の桜ばかりが話題だけど(ぼくのブログでもそうだけど)、忘れちゃいませんかと、海棠の声が聞こえてきた。

連日の桜行脚で、2万歩以上が3日間つづき、多少、疲れもあったので、近場のお花見を考えていたところだった。そうだ、今日は、鎌倉の海棠で行こうと、決めた。海棠と言えば、鎌倉、鎌倉と言えば海棠、とりわけ、光則寺、妙本寺、海蔵寺の名木は、かまくら海棠の三羽烏だ。毎年、訪ねるが、3月24日は、いつもの年より10日は早い。5日前の19日に、妙本寺まで行って、咲き始めを確認してきている。

まず、訪ねたのが、江ノ電に乗って、長谷の光則寺。ここのは、樹齢200年、鎌倉市天然記念物に指定されている傑物だ。海棠のつぼみはピンク色が濃くて、開いた花弁に、これらが混在している頃が一番きれいだと思う。ちょうどそんな時期のすばらしい姿だった。




障子のガラス窓に映る姿もりりしい(笑)。


さて、その次は、鎌倉まで戻り、5分も歩くと比企ヶ谷の妙本寺。本堂の前には、小林秀雄と中也ゆかりの海棠の子孫がいる。
鎌倉比企ヶ谷妙法寺境内に、海棠の名木があった。こちらに来て、その花盛りを見て以来、私は毎年のお花見を欠かしたことがなかったが、先年枯死した。枯れたと聞いても、無残な切り株を見に行くまで、何だか信じられなかった。それほど前の年の満開は例年になくみごとなものであった。名木の名に恥じぬ堂々とした複雑な枝ぶりの、網の目のように細かく別れて行く梢の末々まで、極度の注意力をもって、とでも言いたげに、繊細な花をつけられるだけつけていた。(中原中也の思い出/小林秀雄)
その子孫、三代目。いつも、出足が遅い。でも、その横の二本の海棠は勢いがいい。

名木の三代目。もう少し勢いが欲しい。いつも遅い、まだ蕾状態。


でもいい子分ふたりがいるヨ。 親分より先に啖呵をきっていた。大政、小政か、森の石松か。


日蓮上人もついてるし。頑張って、三代目。


さて、しんがりは、扇谷方面へ15分も歩けば、あの海蔵寺。花の寺と知られ、中でも、海棠は一番の売り物。もう十分、みごろですよ。




ついでながら、この時期、ここのユキヤナギが満開になるとすごいんです。


もっとおどろき。この時期、ここのイワタバコが椿の花をつけるとすごいんです。


やらせです。

海道一の親分は清水の次郎長ですが、かまくら海棠一の親分は、さて、このうち、どれか。まだしばらく、抗争がつづくようで。

そうそう、八幡さまの段蔓の桜も満開でした。


上野公園も32万人の史上最高の花見客だったようですね。ぼくの誕生日が、桜の満開で海棠の見頃なんて、めったにないこと。それに、稀勢の里が有終の日を飾ったし、特別にお酒のおいしい誕生日だった。
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